いつもより更新時間が遅くなってすみません。
これは関係ない話なんですが、スターウォーズの二回目楽しかったです。
…まあ、待って欲しい。落ち着いてちょっと話を聞いてくれ。
この学園戦記三国志ってスターウォーズの影響ちょっとあるかもしれない。
スターウォーズ、ここでは例として旧三部作(ep4~6)を上げるが、その内容は主人公ルークの宇宙での冒険や戦争での活躍を描いた物語である。
宇宙での壮大な歴史を描いているが、その主軸となるのはあくまでルークである。この描き方、かなり紀伝体的なんだよね。
ここで話を三国志に移す。三国志の話を知ってる人なら『正史三国志』というのを聞いたことがあるかも知れない。
正史、つまり物語ではなく、歴史書に書かれた三国志である。そしてその内容は紀伝体と言われる書き方になっている。紀伝体というのは伝記的な書き方だね。劉備や曹操等、主要人物一人一人の伝記が集まったのが正史三国志の内容だ。紀伝体に対して編年体という書き方がある。これは時系列を順に並べる書き方で年表がその典型だ。学校の教科書も編年体になっている。
編年体の方が事件の順序は分かりやすいが、紀伝体に比べて人物像が深められないという弱点がある。
話をスターウォーズに戻すと背景に壮大な歴史がありながら、あくまでルークが主人公というのは崩さない。ついでにハンやレイア等、近しい人物を扱ってはいるが、内容を三国志風に言うと、ルーク伝付ハン・レイア伝と言えるんじゃないかな。
そのため、スターウォーズは重要人物っぽいのに唐突に出て来たりする。(モン・モスマとかアクバーとか)
ただ、この辺は説明し過ぎると説明だらけの内容になってしまうのでこの思い切りの良さは凄いと思うんだ。おかげで凄い見やすい内容になっている。
ここで話をようやく学園戦記三国志に戻すが、スターウォーズのこの辺の描き方ちょっと意識してて(それを言うなら正史を意識しているとも言えるわけだが)、あくまでもリュービ伝として書くことを心掛けてる。三国志だから説明しようと思えば他の人物の動向とかいくらでも書けるんだけど、それでは長くなり過ぎるので、リュービが関わった事を中心に、それ以外の話は必要最小限に止めるように書いている。なので中には強引にリュービを登場させている事件もあるが。その分、リュービが関わってない群雄やまだ会ってない人物なんかは同時期に活躍してても省略傾向にある。
まあ、こちらは別に文字数や話数に制限があるわけではないので、リュービのみの活躍を書くだけじゃなく、他の人物の活躍も可能な範囲で書くし、会話等で未登場期間の補完なんかはしてたりするんだけどね。それと次章以降はさすがにソウソウやエンショウなんかの活躍を書かないわけにはいかなくなっているので、そうも言ってられなくなるんだが…