里秋穂🌾様より、レビューをいただきました。
「ラスト2話、自然と涙がこぼれ落ちた。」(satoakihoさんのレビュー)/最後のシャッター ~認知症の義父が「家」を失う記録~ - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/2912051601500026048/reviews/2912051601752115121
素敵なレビューをありがとうございます。
前作から続けて読んでくださり、毎日の更新を楽しみに待っていただけたこと、本当に励みになり、連載中は、幸せを噛みしめながら最終校正しておりました。
認知症は今、とても身近な病気になりました。
だからこそ、貴重な読書時間にあえて向き合ってくださったこと、その上でここまで丁寧に読み取っていただけたことを、とてもありがたく思います。
「景色の色彩描写は鮮やかなのに、物語はどこか薄曇り」という表現が、とても心に残りました。夏実の心情がと風景描写への重なりは、今回かなり意識して書いていたので、その空気を感じ取っていただけて、大変嬉しかったです。
また、「何をもって、その人であると言えるのか」という問いも、この作品を書く中でずっと考えていたテーマでした。
フユ子や恒介は、忘れられてもなお続く家族のつながりを、そして夏実は少し距離のある「嫁」という立場で、心の在り方や積み重ねてきた時間に見出そうとする人物として描いてました。
そして、守るものを選び、選べなかったものへの罪悪感も抱えながら生きていくこと。
その切なさまで受け取っていただけたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
読後に「胸の奥に灯る温かさ」が残ったというお言葉が、本当に嬉しかったです。
温かいレビューを、本当にありがとうございました。
里秋穂様の作品はこちら。
異端の英雄 -使い捨て兵士とマイペース巫女が、魔法の原初をたどる物語- - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/16818622170164662034
ある国で、新兵と巫女がふれ合うことで生まれた魔法の力。その理由を探るうちに、交流で芽生える絆、出自の謎、国の成り立ちが、まるで謎解きのように少しずつ形をなしていきます。
細部まで(創世神話とかレシピとか)丁寧に作り込まれた、笑いあり、ハラハラあり、涙ありの物語です。