樋渡乃すみか

カコン。郵便受けから音が鳴る。そうか、また季節が巡ったのか。

ねえ、お母さん。今まで言えなかったことがあるよ。

そっか。いつも君は隣にいてくれてたんだね。

大掃除をしていたら出てきた、古いノート。そのノートに書かれていた一編の詩。 思えばそれは、小学生のときに書いたものでした。 作詞・作曲をしたほど、愛着のあった詩です。 ★15を…

今までどんな人生だったとしても、その向こうには、あなただけの宝物が待っています。だから、諦めないで。ゆっくり進んでいきましょう。

また新しい年を迎える　この季節になるといつも私の瞳には儚い蜃気楼が映る　当たり前のようで当たり前でないその情景は　きらりと光って　散りゆく花びらとともに　風に乗って消えてゆく

あのころ欲しかったものが、今欲しいとは限りませんよね。あのときの自分と、今の自分は、同じ人のはずなのに…それでも、ずっと変わらないものもあると思います。みなさんも、一緒に探してみ…

今日も一日、お疲れ様でした。 この物語は「栞」です。あなたが読んでいる物語の間に挟んでほしい、そんな気持ちを込めて作りました。

あなたは知っていますか？いつも頑張っている、あなたを応援している存在を。 それは、人だけではないかもしれません。