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Harmony

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  • 4月26日

    書くことが、自分を救っていた。

    入院中、私は毎日ノートに日記を書いていた。 他にすることもなかったし、書くことでしか、自分を整理できなかったからだ。 誰に見せるでもなく、ただ心の中の言葉を拾って並べていく作業。 そんなある日、病室を訪れた看護師さんが、何気なく私のノートをのぞいて一言、こう言った。 「いつか、Harmonyさんの本が書店に並ぶのを待ってますね。」 その時は照れくさくて笑ってしまったが、心の奥には、ずっとその言葉が灯のように残っている。 ――書くことが、自分を救っていた。そして、もしかしたら誰かに届くこともある。 そう思えた日だった。