「調律師」シリーズの第一部を書き進めています。
世界の“因果の音”を聴き、歪みを宥める調律師たちの物語です。
主人公の絢は、優しすぎて、泣き虫で、
調律師に向いているとは言い難い少女です。
でも、その胸の奥にはまだ誰も知らない“金色の音”が眠っています。
そして彼女を導くのが、冷静で、厳しくて、時に冷たく見える銀の調律師・馨。
彼の銀色の音は、絢の優しさとは正反対。
だからこそ、二人の音が重なる瞬間はとても美しくて、危うい。
絢が初めて“自分の弱さ”と向き合い、馨の圧倒的な技量に触れ、「自分は本当に調律師になれるのか」と悩み始めるところを書いています。
物語の序盤は、絢の未熟さや失敗が続きます。
でもその中で、彼女の中に小さな“金色の芽”が確かに震え始めていて、それを馨が誰よりも早く気づいている──そんな関係性が少しずつ形になってきました。
この二人の距離がどう縮まっていくのか、そして絢の金色の音がどんな未来を切り開くのか。
これからも少しずつ更新していくので、読んでくださる皆さんに、この世界の“音”が届けば嬉しいです。
行間など甘い部分があり、読みにくいところはご了承ください。