ずっと夜だった世界に、朝が戻ってきたとして。
その朝のせいで、畑が枯れ始めたら──あなたなら、朝を消しますか。
『サンチェイス 〜夜しかない世界で、僕らは…』の続編を、今日から投稿します。
**本日3話まで公開。以降は毎日19時に更新します。**
前作でリクたちは、太陽を丸ごと取り戻すのではなく、閉ざされた檻に糸一本分の隙間を開けて、世界に「細い朝」を足しました。
その朝が、少しずつ各地へ広がっています。
喜ぶ人がいます。困る人がいます。「朝を止めてくれ」と助けを求めてくる村があります。
朝は善でしょうか。夜は悪でしょうか。
──たぶん、そんな簡単な話ではありません。
続編でリクたちが向き合うのは、その”簡単じゃないところ”です。
全部は守れないと分かったとき、何を残すのか。
守り方すら選べないとき、どうするのか。
答えの出ないことを、答えの出ないまま抱えて進めるのか。
そしてもう一つ。
リクは、亡くなった母が遺した「音」を探す旅に出ます。
見つかるのか。
見つけて、どうするのか。
それは、読んでいただければ。
**全37話、すでに書き上がっています。** 途中で止まりません。
前作を読んでいなくても、この作品から入れるように書きました。もちろん、前作を知っていれば拾えるものもあります。
夜しかない世界の、その先へ。
今日から、毎日19時に。