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終焉 第一部・完結 あとがき。

 まずはここまで読了して下さった読者様に感謝を。
 ありがとうございます!

 先にもう一度明言します。
 終焉はハッピーエンドです。

 一部の終わりはあのような形で決着していますが、何度でも言います。
 ハッピーエンドです。

 流石に登場人物全員が、とはいきませんが。
 ラストまでのプロットは書き起こしてあるので、最後まで見守って頂ければと思います。

 物語を書くに当たって「愛」「歌」「絶望(試練)と希望」「何を救う為に何を犠牲にするのか」というテーマを決めていました。

 「何を救う為、何を犠牲にするのか」については、ルーカス、イリア、ノエルの対比が見られるかと思います。

 ノエルは姉の為、世界中の人間を犠牲にする事を選び。
 イリアは世界を救う為、自らを犠牲にする事を選び。
 ルーカスはイリアと世界どちらも救う道を選ぶ。

 といった具合です。
 ルーカスは第一部の最終話時点では失意の底にいますが、二部では立ち直って誓いを果たすために奮闘して行く姿が見られる事でしょう。
 
 どこかで、多分Xかな、で話した記憶がありますが、終焉は二部or三部構成の予定です。
 最終決戦を二部に含めるか、独立して三部にするかで迷ってるところですね。

 あ、この後に始める予定の過去編を入れたら三部or四部構成になりますね。
 過去編は十万字程度を予定しています。
 前後する可能性は大いに有。

 全体の文字数はどこまで膨らむかちょっと読めませんが、百万の大台は乗りそうですね。

 終焉を書き始めたのが昨年の八月半ば。
 ここまで十か月ですね。長いようであっという間の日々でした。
 物語の形は数年前から頭にあったのですが……何せ、本格的に長編の小説を綴るのは初めての事。
 実際に形にするのはとても大変な作業でした。

 視点や文法、言い回しとか、諸々。
 良い勉強にもなりました。

 途中、エンディングまでの大筋プロットを組み立てるために一ヶ月程休載したり、リアルのどたばたや、プチスランプで書けない時期もあったり……と、早く物語を綴りたいのに思うように行かず逸る気持ちも大きかったです。

 さて、色々と語りたい事も多いのですが、こちらのあとがきは一旦ここで〆ます。

 第一部でばら撒いた序盤からの伏線や、比喩に込めた意味解説などは第五章の設定資料集に枠を取って入れますので、ご興味のある方は宜しければそちらもご覧ください。

 引き続き物語の決着まで、本作を楽しんで下さると嬉しいです。
 今後ともよろしくお願い致します!!

 2024年6月14日 柚月 ひなた










 そう言えば去年の夏、長編連載前にSS名刺メーカーで作成したネタバレ満載なSSがあってですね。
 Xでは消去済みですが、おまけとして画像添付しておきます。

 一部表現を流用しているので、二十八話との差分を見ると面白いかもしれません。

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