KAC向けの作品第3弾を投稿しました。(時間ギリギリに近いですね)
ジャスト800字のエッセイです。
箱というお題で頭を捻ったのですが、結局思い浮かばず(情けない)、リンゴ箱の思い出に落ち着きました。
舞台となる秋葉原は幾度となく行った場所ですが、本当に今はお洒落になっていて(2K540なんて凄すぎます)、昔の東京ラジオデパートのようなマニアックな雰囲気が随分失われてしまいました。
それでもあれだけの活気があるのですから、時代を乗り越えていく力がある街なのだろうと思います。
まだ都電が闊歩していた時代に卸売市場は中を含めて随分歩きました。
父親の仕事に付いていって子供の頃からあの少し薄暗い雑然とした雰囲気に慣れているので、今でも近隣の地方市場へ出かけると懐かしいと思ってしまいます。
昔の卸売市場はリヤカーが全盛で、何度か荷台に乗せて貰ったことを覚えています。
今の安全や効率が優先される時代では望むべくもないですね。
今日は3月11日。今こうして物を書いていられることの幸せを感じています。
数年前に常磐道から見た原発周辺の風景が忘れられません。
二度とあのような事が起きませんように。