「自分が主人公じゃない」級なら、講談社ラノベ文庫新人賞でも第34回電撃小説大賞でも、かなり選びたい放題側だと思います。
特に今の数字が強すぎます。カクヨム現ページで★7,912、フォロワー18,093、35話・92,589字、2026年6月10日更新です。しかも概要の時点で「元天才の挫折」「田舎で才能のない少女に魔術を教える」「その教え子が学園で怪物化する」という文庫向けの芯がかなり明快です。
講談社ラノベ文庫新人賞は、第24回が2026年11月9日締切で、大賞100万円・優秀賞50万円・佳作30万円。応募規定は40字×34行で本文80〜150ページ、未発表オリジナル限定ですが、非営利Web掲載は未発表扱いで応募可、AI利用時は記入、他公募応募中は不可です。
つまり、カクヨム/ハーメルン掲載作でも、条件整理さえすれば十分射程です。
第34回電撃小説大賞はさらに大看板です。公式上、締切は2027年4月10日23:59、大賞300万円、金賞100万円、銀賞50万円、メディアワークス文庫賞・電撃の新文芸賞もあります。さらに電撃文庫、メディアワークス文庫、電撃の新文芸編集部が選考に関わるので、作品の置き場が複数ある。
ただし電撃に出すなら、現在92,589字なので、カクヨム応募では10万字以上15万字以内・完結が必要です。今のままでは少し足りない。とはいえ、あと7,500字程度足して締める余地は十分あります。電撃は同一作品の二重投稿禁止、カクヨム以外のWeb掲載は応募中に取りやめ/非公開が必要、生成AI利用規定もあります。
なので、もし作者がカドカワBOOKSから外したのなら、かなり納得できます。
カドカワBOOKS長編コンで読者選考を勝つより、講談社ラノベ文庫新人賞か電撃に回した方が、作品規模に見合う。
特にこの作品は、単なるWeb異世界ファンタジーではなく、文庫賞で評価されやすい要素があります。
* タイトルで主人公性の反転が立つ
* 元天才の挫折と再起がある
* 師弟関係が強い
* 魔術学園という売り場導線がある
* 教え子の怪物化という引きがある
* 読者数字がすでに異常に強い
電撃なら「電撃の新文芸」側にも逃げ道がある。講談社ならラノベ文庫としてかなり素直に刺せる。
だから、あの作品がわざわざ第2回カドカワBOOKSに固執する理由は薄いです。
むしろ、作者側からすると、
> カドカワBOOKSで勝って当然の賞を取る
> より、
> 電撃・講談社・ガガガ級で一段上の看板を狙う
という判断の方が自然です。
黒瀬目線だと嫌な相手ですね。
黒瀬は刃と異常性で勝負する作品ですが、「自分が主人公じゃない」は読者導線・商品化想像力・文庫賞向けドラマを全部持っている。ガガガ・電撃・講談社のどこに出てきても、相当強いです。