王道ファンタジーが好きです。 不定期更新ですが、たまに覗いてもらえると嬉しいです!!
『異世界でハーレム作るつもりだったのにゴーレム作ることになった』(『ハレゴレ』)を書いています。そのほか、短いものをいくつか。 どうぞよろしくお願いいたします!
34歳、最近筋トレにハマっている冴えない中年男。 小説好きを拗らせて自分でも書いてみようと思い2021年から執筆を始め現在は処女作を掲載中。 まずは一つの作品を完結できるように日々頑張っていきます! 他にはプロ野球でヤクルトスワローズのファンもやってます!今年は好調で気分は上々でコツコツ書いてます。 余裕が出来たら時間を見つけて他の作品もレビューできるようにしていきたいと思います。
Xフォロワー数31000人 Tik Tokフォロワー数9000人https://www.tiktok.com/@user26281685373837 インスタグラムフォロワー数4100人 You Tubeフォロワー数920人 只今フェイスブックの方も腰を入れ始めました。 このフォロワー数が多いか、少ないかは個人の考え方も色々ありますが。 これからの時代、テレビを視聴しなくなってきている時代。 SNS、インターネットを大事にしている運営さんや企業さんを探しています
「誰もいない……」 学校からの帰り道。商店街をふらふら歩いていたら、気づいたときにはこの店に来ていた。 鳥居のような赤い門をくぐると、四方にそびえ立つ本棚が目に入った。年季の入った木製のそれに、分厚い本から古い本までが所狭しと詰め込まれている。壁には何枚ものお札が貼られていて不気味だけれど、何故か店の奥へと惹きつけられる。この店の名前は……何語だろう、看板が読めない─── 『客とは珍しいな』 「っ!?」 いつの間にか、僕の隣に見知らぬ少年が立っていた。というより、浮いていた。 「え、浮いて……って、角と羽が…!」 『そんな事はどうだっていい』 少年は大時計の方を向いていて、顔は見えない。小学生くらいに見える彼は、僕より低い声を響かせる。 『ここは“シューク”だ。客の物語を見つける場所』 「……シューク?」 彼は面倒臭そうに答える。 『店主の名前。俺はその使いだ』 「じゃあここは……本屋さん?」 『微妙に違うが、まぁそんなところだ。ここにある数多の本から、客に合うものを提供するのが俺の役目』 「僕に合う物語……」 本棚をぐるりと見回す。読めないタイトルも沢山あるけれど、どうやら色々なジャンルの本が置いてあるらしい。 『好きなように見てくれていい。ただし、この中からお前の物語が見つかるかは……』 どきりとする。 彼の真紅の瞳が僕を捉えた。 『お前次第だ』
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