ヒョウメンキンデンイツイセキオートフィリングコンシーラー!(意訳:ネタバレをわずかに含むので、拙作「僕と彼女の心象風景。」を先にお読み頂くと幸せます。
どうも、はじめまして。近況ノートさん、近況ノートまで読んで下さるみなさん。げっとと申します。以後お見知りおきを。覚えてなくてもいいけど。
なんか大賞とか取ったら音声作品化されるらしい…という噂を聞きつけて、多大な量の下心を武器に、人生初のラブコメに挑戦した次第であります(
いや、気恥ずかしさにばくはつおとめしそうでした。
初めての近況ノートは、以下の三本立てでお送りいたします。
・テーマについて
・ヒロインについて
・作品内に散りばめたものの元ネタについて
・テーマについて
テーマは、ずばり「色」です。音声作品とはいえ、語りから得られる色は、聞き手にいろんな想像を掻き立ててくれます。
そして色は花や景色から付けられた名前のものもあるので、その色の名を出すだけで、元ネタとなったものの美しさまで連想させてくれたりもします。
「月白」「藤紫」「パールグレイ」「サンセット」なんかがそうですね。
「茜」「葵」「紫」「藍」「橙」みたいに、別な物を連想させてくれる事もありますが。
また、「心と心のふれあい」を意識しています。なので、ちょっぴり甘く、ちょっぴりほろ苦い話になってるかもしれません。
・ヒロインについて
私が文章に採用する色として最も気に入ってる「月白」が、この子の名前の出発点でした。普通に白、って書くより、ほら、真白い月の美しさが、貴方の脳裏によぎる気がしませんか?
そこで、◯月 白◯ って感じの名前にしようとして調べたところ、「星月」という名字があることを知る
→スピカ(SPiCaって曲、好きなんですよ)が「真珠星」と呼ばれることを知る
→なら、星月真珠でいんじゃね??
って感じです。
ちなみに家族の名前も両親までは考えてあってですね。
父→長生(おさむ)
母→瑠璃(るり)
長女→翠(みどり)
次女→真珠(またま)
長男→紅介(こうすけ)
となっています。みんな誕生石が名前の由来になってます。
主人公を「先輩」と呼ぶのは、以下のような経緯があってですね。
音声作品にされることを前提にしてる(気が早い!)ので、主人公の呼び方を「違和感のない三人称の代名詞」に固定するほうが都合が良いと考えました。
じゃないと、「新入りガード君」とか「お前」とか「あんた」ってなりそうだし。
そんで候補を挙げている時にですね。「もっとご指導をお願いします、先輩」とか、「火事には気をつけてください!」とかって声が脳裏に去来してですね。
そのまま思考回路がイラプションしたので、そのまま「先輩」にしたってワケですね。
・作品内に散りばめたネタについて
タイトル
ラブアールのヒロイン、生野クリスタ香澄を強く意識しています。モノクロをモノクロームと言うのもそうですね。
ダーリン呼び
これは、RWBYのアダム・トーラスとA Hat in TimeのDJ Groovesを意識しています。どっちも男なんですよね。この二人の「Darling」は、全く真逆の印象を与えてくれるので、心象が左右に引き裂かれてしまいまして。以来、この言葉をいたく気に入ってるのです。
ままよ
小説版機動戦士Zガンダムの、クワトロ・バジーナの口癖です。どうにかなーれって感じの意味です。アニメ見てないのでそっちでも言ってるかは知りません。
ライムライト
お気に入りのドレスに 星空のライムライト あーびーなーがーらー♪
※ただし、ここで言うライムライトは石灰光とも呼ばれるアンティークな照明装置のことであり、色のライムライトとは似て異なるもの。
ほのかにマスカットに似た香り
ダージリンのことです。マスカットに似た香り…つまりマスカテルフレーバーが感じられるダージリンって、めちゃくちゃに高いんですけどね。そこらへんはまあ、ファンタジー(フィクション?)ということで。
教科書にあった物語
魯迅の「故郷」が、この話のモデルです。中学生のころの教科書に載ってて、今でも印象の深い作品です。もしかして創作ではなく、自伝かもしれませんが。青空文庫で読めるので、気になった方はぜひ。
グラファイト
墓地から何度でも出てくるの、恐ろしいよな。暗黒界、動きます。前には、未界域と組んで暴れまわっていたようですね。知らんけど。
(本編含め)好き勝手に書いたので、(本編含め)とても長くなってしまいましたが、ここまでお付き合いいただき、感謝します。
それではまた、気が向いた時に。
とっぴんぱらりのぷう