福小紋

魔法って、どう考えても風が最強でしょ！　 だって空気動かせるんだよ。 酸素がなかったら呼吸できないじゃん？ 燃やすより窒息！　 地味？　 いやいや、強ければいいじゃん。！　 …

毎週日曜日、残暑の残る公園のベンチに、冬服姿で座り続ける人物がいる。 過去と社会の冷たさに揺れながら、残された問い「なぜ？」が主人公の胸に刻まれる心理ミステリー。

ケーキ屋で糖類を語り、花火大会で炎色反応を語る。 普通の高校生ライフを送りたい俺・戌井と、何でも化学用語で語り出す友人・飯野。笑って学べる、青春ケミカルコメディ！

毎朝、校門で一人だけ挨拶をするおじさん。 それは校長先生だった。他の先生はいない。私は、その姿に惹かれ生徒会長になったが……

主任がなにやら石を持ってきた。 はぁ、売れるかって？ 売ってやろうじゃないか。

毎朝同じ交差点、同じ赤信号。 ただ立ち止まっているだけの時間が、彼と彼女にとって少しずつ特別になっていく。 就活中の彼女と、IT系会社員の彼。 コーヒーの香りと、ほんの短い会話…

骨董市で買ったカエルの置物。その中かから出てきたメモには「寺の金魚を探せ」と書かれていた。 寺の池の金魚から辿った先に見つけたのは、住職の黒歴史？！ クスっと笑えて、ちょっぴり感…