編集は作家を育てない、両者はビジネスパートナーだという文章を読みました。
まさにその通りでしょう。
しかし、一部の出版社は違います。
web小説投稿サイトを持つ出版社は、そのサイトを通じて作家を青田買いしてきました。
そんな状況では、(編集者ではなくて)出版社と作家はビジネスパートナーで、育成なんてしていないと言っても納得できる人はどれだけいるでしょうか?
出版社には、web小説投稿サイトを通じて、自社に都合のいい作家を育成してきた現実があるのですから。
web小説投稿サイトで開かれるコンテストや、カテゴリーやランキングという仕組みを通じて、出版社に求められる作家を育成してきたのに、今更、作家の育成なんてしていませんよ、みたいなことを言われてもなあと思います。
事実、育成してきたのですから。
そのやり方が、一部で通じなくなってきたのです。
そこから逃げてはいけないと思います。
では、どうするのか?
やり方を変えてゆくしかないと思います。
web小説投稿サイトは、運営側と、投稿者と、そして読者が作っているのですから。
SF系のコンテストである「さなコン」を見れば、応募される作品は実に多様です。
もちろん「さなコン」で受賞した作品は、通常、独立して出版されないので、商業的に成功するかはわかりません。
しかし、ああいう多様な作品を生み出すサイト運営が、今後の市場を切り開くのではないでしょうか?