これから新たに始まる!
って感じで終わる作品増えたね。
そのほうが未来は明るいし、視聴者も妄想の余地があるし。
何より続編が決まったら書きやすい。
もうちょっと複雑な内容の方が個人的には好きだけど。
あっさりしててわかりやすいから、万人受けはするね。
薬屋のひとりごとはかなり緻密で因果関係重視って感じ。
あれを一人で練った作者の頭の中を一度覗いてみたい。
それに比べるとラザロはもっとシンプル。
登場してきた人物や場所は最終的にスキナーの場所へと繋がるからそれなりにスッキリもする。
ただ、主人公のアクセル・ジルベルトも言ってるけど、“暴れたりない”よね。
もっと複雑な展開でも楽しいと思う。
社会の根幹に迫る感じの。
PSYCHO-PASSみたいなね。
でも今回のラザロはどうにも新型コロナウイルスとそのワクチンへの騒動で盛り上がった世界をそのままみているようで、視聴者はそれなりに臨場感あったと思う。
他人事じゃない感じがしたから。
そういう、時事ネタを彷彿とさせるようなストーリーは日本のアニメにしては珍しいと思う。
ハリウッドや米国のドラマ制作界隈はそういうのガンガンやるけど。
それでも非現実感があって別の世界へと誘われている感じは、さすがエンターテインメントの国って感じだけどね。
日本はこの現実に生きていそう…と思う作品やキャラを作るの苦手だよね。
強烈な世界観とキャラの濃さ。
そういう部分はもっと日本の作品に増えてきたら、また面白いジャンルができそうでいいな、と思う。
手っ取り早く現代ファンタジーとかね。
だから私は現代ファンタジーを描きたがる。
ファンタジー世界と現代を行き来するような作品とかね。
そういう、現実と夢が入り乱れて境界が曖昧になっていく感じがすると、ああ、キャラクターが生き生きしてきた!と思う瞬間。
でもキャラクターって勝手に動いて喋るから、どういうイベントをどの順番で発生させるかが重要なんだろうけどね。
そういうのを良作を見て考える時間は本当に幸せ。
ということで、今日も最低2万文字をクリアしよう。