• 現代ファンタジー
  • 現代ドラマ

短編集「親」あとがき

 親というのはありがたく温かいものでもありますが、その身近さゆえに熱すぎて火傷してしまうこともままあります。世界にはその傷を持つ人々が山のように溢れています。何年も前に受けた火傷と同じように、時間が経てば目立たなくなりますが、本人にとっては何時までも跡の残るものなのです。

 というわけで「親」でした。幸い翼には祭だとか翳だとか、手助けしてくれる人が多数いる様なので、今日も安心して眠れそうです。

 短編集執筆に際してヒントと助けをくれた皆様に感謝をささげて。

2024.9.29 フルリ

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する