『One-Sided Game パーフェクト・デモリション!』の『これから「前世」の話をしよう』
に関する補足説明です。本文中の説明だけではわかりにくかった人向けの文章となります。
当然のごとく『Zero-Sum Game supported by TGX』のネタバレを含みます。
あと、パーフェクトシリーズの世界観にも関連してきます。
パーフェクトシリーズの世界観については『パーフェクト・ソリューション!』が読みやすくまとまっているので、そちらをよろしくお願いします。
アカシックレコードがどうのこうのについては本編のほう(パーフェクト・ワン!〜あのときのリテイカー〜パーフェクト・プラン!〜パーフェクト・エディション!)を読んでください。
全部読んでもわからないところは多々あります。
本文中では、
『One-Sided Game パーフェクト・デモリション!』をOSG
https://kakuyomu.jp/works/16817330649620464506『Zero-Sum Game supported by TGX』をZSG
https://kakuyomu.jp/works/16816927862215689324ZSGのアンゴルモアを安藤もあ(ひらがな)、拓三は漢字
OSGのアンゴルモアを安藤モア(カタカナ)、タクミはカタカナ
劇中に登場するMMORPG『Transport Gaming Xanadu』をTGX
と略していきます。
大体この略称で通しているので、これを機に覚えて帰っていってください。
わからないところがあればコメントにください。
書き足します。
――ここまで注意喚起――
ZSGの一連の流れをモアちゃんは〝前世〟と称していますが、一般的な定義での〝前世〟とはニュアンスが異なっています。
ZSGのSeasonYのストーリー(SeasonXの五年前)を〝20XX年の世界〟とします。
この〝20XX年の世界〟はOSGの〝2022年の世界〟のパラレルワールドのようなものです。
〝20XX年の世界〟はOSGの本文中に記載があったように、もあちゃんが拓三によってメンタルを壊されてしまい、恐怖の大王と音信不通になり、心配した恐怖の大王がいろんな国の基地(ペンタゴンとか)を狙い撃ちしたり大震災レベルの地震を起こしたりします。
もあちゃんは死んでしまいます(ZSG第43話)が、その後いろいろあって弐瓶柚二教授ことユニちゃんと手を組んでユニちゃんが時空転移装置を作ります(これはまだZSG本編では描かれていません)(時空転移装置自体は出ています)。
ユニちゃんの時空転移装置は、ユニちゃんが京壱くんと再会するべくTGXの世界に行くためのものですが、モアちゃんのおっしゃる通り、試運転した時に〝20XX年の世界〟の事故が起こる前に飛んでしまいます。
〝正しい歴史〟(パーフェクトシリーズの用語で、アカシックレコードに記述されている絶対遵守しないといけない歴史)としては、あの、『八束がバイクで暴走し五代親子が巻き込まれつつ参宮父と後妻さんとひいちゃんの乗った車がシノバズ池に突っ込む』事故は
必ず起こらなければならない
事象となっており、時空転移装置によってユニオンモア(ユニちゃんともあちゃん)が過去に飛んで事故を引き起こす原因となるわけです。試運転で過去に飛ぶところまでが〝正しい歴史〟に織り込み済み。
〝20XX年の世界〟が最悪な世の中になってしまう引き金として、あるいは、すべての因果を生み出すため。
ZSGとOSGで1999年の7の月に参宮拓三と出会っているのは共通です。
(これもまた〝正しい歴史〟に修正されている)
(参宮拓三が頑張れば侵略者から地球を守れるから、一人の犠牲で人類が救われるんだよ!)
OSGのモアちゃんは、もあちゃんのアンゴルモア細胞から記憶を引き継いで、今度はタクミと子作りせずになんとか真人間にしていくぞいの気持ちでパラレルワールドにやってきました。
タクミは拓三と異なり、宇宙からの侵略者=アンゴルモアによる人類滅亡計画に加担しない路線。だったらなおさら、恐怖の大王が来襲しないようにしていかないといけませんね。というわけでセックスは禁止です。でもタクミのことは好きなのでイチャコラはしていきたいと思います。
年明けの更新分の第20話からは、海に行くぞ!!!!!!!!!!!!!!!編となります。乞うご期待!