第二巻、ここまでお読みいただきありがとうございます。
サイト上では巻分けの表示はしていませんが、作品内の構成としては、第三十二章をもって第二巻の区切りとなります ヾ(*・ω・)ノ
第二巻では、歴史へ関わることを決めた禎とリサが、自分たちの知る未来を実際に人へ伝え、その情報が本当に信用されるのかを確かめていくところを描きました。
未来の出来事を知っているからといって、突然すべてを信じてもらえるわけではありません。
ひとつ予告し、結果を待ち、また次を伝える。
その積み重ねの中で、石橋や天川をはじめとする海軍側でも、禎という存在の見方が少しずつ変わり始めています。
その一方で、第二巻でも歴史上の出来事だけを追うのではなく、桑橋食堂での暮らしや、美由紀との日々、その家族との関わりを多く描きました。
写真を見たり、昔の話を聞いたり、亡くなった人が残したものに触れたり。
禎にとっては「歴史」として知っていた時代でも、そこで暮らしている人たちにとっては、当然ながら毎日の生活そのものです。
リサもまた、単に答えを返すだけのAIではなく、人との関わりや禎との会話の中で、少しずつ自分自身の考えや感情らしきものを見せるようになってきました。
そして第二巻の終わりでは、禎と美由紀の関係にも、ほんの少しだけ「この先」を意識させるものが残りました。
第三巻からは、これまで積み重ねてきた未来予告がさらに上の立場の人間へ届き始め、禎たちの行動も、より大きなところへ影響していきます。
もちろん、その一方で、食堂での暮らしや、家族や町の人たちとの関わりも続いていきます。
歴史が大きく動き始めても、その中で生きている一人ひとりの日常は、これからも大切に描いていきたいと思っています。
第三巻も現在執筆中ですので、引き続きお付き合いいただければ嬉しいです (σ⁎˃ᴗ˂⁎)σண♡*