Dr.龍蔵

自分自身の一言がひとつの経験の質を変えてしまうことがある。仕事終わり数分間の出来事。

水の流れに任せてゆくその魚は自分がどこからやってきたのか覚えていない。そして地上では居場所をなくした男が海沿いの公園で不思議な女と出会う。男が最後に見たものとは。

年上Tのプロポーズ。結婚はまだ僕には遠い。遠いと感じるのは、男気が無いのと同じだろうか。いやいや金銭感覚が大人ではないのだと言わせてもらおう。

『夜と霧』で労働者の苦悩を超えた地獄を知る。『イワン・デニーソヴィチの一日』から労働のヒントをもらう。労働者になりきれない恥ずかしい僕の夏休み。

上京した若き医者の人生を変える出来事。土地とそこの人、時間に馴染むということ。