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独り言

私の作品を私以上に繰り返し読んで楽しんでくださっている読者の方がおり、GW初日の今日、自作を全部、読み直してみた。

ぶっ飛んだ構想とか、博識とか褒めてくださることも多いのであるが、私の作品に対しては、圧倒的に「文章力」や「語彙力」を褒めてくださる声が多いと体感している。

そういう意味では、今日、全作を読み返してみても、文章的には『小説 棋王戦』が一番の秀逸の締まった美文になっているように思うが、評価は一番低い。やや、コアな将棋ファン向けに、また、クラシック音楽通の方でないとキビシイ内容だったか!?たしかに、一番、高尚さが求められる作品だったかもしれない。ただ、一番と言っても良いほど、人間の心の内面、揺れる心情、人間の心の持つ複雑さに肉薄出来た作品だとも思っており、言葉選びに関しても、(自分が書いたのだから当然なのであるが)本作は気に入っているのである。不人気ゆえか、閲覧数も低く、なかなか手に取ってもらえない運命を背負ってしまっているようだ。

味わい深い文章が好きな方には、是非、読んで見てほしい、文章力という意味では、私、イチオシの作品である。官能要素ゼロの頃の、私の原点的、純粋ピュアな作風作品である。

4件のコメント

  •  あはは、なかなかね、作者の書きたいものと、読者の読みたいものはシンクロしないものですよね。
     案外、愛され度合は、狭く深い分、トータルでは同じ位かも知れませんよ。
     わたしは、棋王戦、好きですよ。
  • 小田島さん、力強いお言葉、ありがとうございます😊!

    小田島さんは、でも、以前にそれなりに将棋に興味・関心のおありになったかただから、本作にも適応素地を持ち合わせてらっしゃるんですよ。

    棋王戦は反則トーナメントとなっていて、ちょっとそこも難しかったかなぁ。

    でも、勝者側ではなく、挑み、追われ、敗れていく者の心情を私なりの筆致力で代弁してみたかったし、それに挑んだ作品なので、満足はしているものの、読者は集められなかった。。。

    そう、この作品の注目度合いの低さが、私を官能に走らせてしまった「罪深い」作品なのです😅。
  • 先生の文章は格調高く、教養にあふれていて、良きです!
    そこに官能やギャグも混じっているので親しみやすさもあります。
  • 亜咲加奈さん、ご無沙汰しています。

    お元気ですか?

    そう言っていただけて、とても嬉しいです😊♪

    今日は、あるフラワーセンターみたいなところに行って、自撮りをしている2人のギャルがいたので、「写真お撮りしましょうか?」とオファーして、撮ってあげたら、神写真が撮れたようで、めちゃくちゃ感謝されました。

    亜咲加奈さんにも、文章を褒められて、今日はラッキーGWデーです♪
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