井上啓二

地下迷宮 “呪いの大穴” の最上層を徘徊する、謎の怪人。
多くの探索者が散った迷宮を彷徨い続けていることから、いつしか “墓守” と呼ばれるようになった。
魔法の無効化能力だけは一〇〇パーセントだが、それ以外に特筆すべき点はなく脅威にはならないことから、憐れみを覚えて逃げるに任せる探索者がほとんどである。

余談だが、“鷹風”の称号を持つある猫人のマスター忍者は、この怪人を酷く苦手にしているらしく、その理由は彼が身につけているマタタビの匂い袋だとか。
ホントかよ？


とり夫
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