かつて福と服の女神ハタオリノモエギヒメは大妖怪フクマを激闘の末、萌木山に封印した。
そして時は流れ、現代。
自身の力が弱まっているのを悟ったモエギヒメは神力を集めるための夏祭りを計画する。
その夏祭りに訪れた龍星と陽樹、ふたりの少年はフクマの封印をそれと知らずに解いてしまう。
彼らのやらかしを知ったモエギヒメは彼らにフクマと戦う剣士の役目を命ずる。
そんな彼らに与えられた武器は――ハリセン!?
「妖怪フクマは年頃の娘が着ている服に取り憑いて悪さを働く」
「服に取り憑く魔物だからフクマか」
「じゃが、このハリセンで一撃を入れればフクマは雨露のごとく消え失せる」
「なるほど――って、女の子の服も一緒に消えるとか聞いてないぞ!」
といった感じのゆるい現代ファンタジー・アクションコメディ
※この作品はフィクションです
※カクヨム、小説家になろう、ノベルアップ+にて同一の内容の作品を掲載しています
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