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『扉の魔導師<BLUE BLOOD RED EYES>』完結しました!

<あとがき>

 ご愛読ありがとうございました!
 こんなに長い物語を最後まで読んでいただき、本当に感謝に堪えません。

 『扉の魔導師』は初めて完結させた大長編で、作者としても大変思い入れ深い物語です。
 書きながら、もうマジで止めたい、エタりたい、忘れたいと思ったことは、正直一度や二度ではありません。
 それでも、この世のどこかにきっといるであろう読者のどなたかにどうにか応えたくて(そして何より、自分自身の意地を通したくて)書いて参りました。

 振り返ってみると、物足りない部分がたくさんあります。
 使いたいと思って使いきれなかった伏線がたくさん残っておりますし、ちょっと書ききれなかったな、もっと上手く表現できたなという箇所も多くあります。(逆もまた然りです。読みやすく削りたい部分の何と多いこと…………!)

 そんなわけで、年明けあたりから『扉の魔導師』の改訂版を投稿したいと考えております。
 物語の筋は変えずに、ただもっと読みやすく、より伝えたい形にブラッシュアップして書き直していけたらなと考えております。

 ひとまずは物語は完結となりますが、残したい形としての物語に向かって、もうちょっとだけ書いていきます。
 これまで見守っていただいた皆様も、どうか温かく見守っていただけたら幸いです。

 本当に、これまでどうもありがとうございました。
 「扉の魔導師」改訂版だけでなく、新作についてもすでに考えております。
 また近いうちに物語を通してお会いできたら嬉しいです。

 「扉の魔導師」の始まりと同じ、良い秋の日に終わりを迎えられることが感無量です。

 それでは、またすぐに!

 2022/10/26 Cessna

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