ディネルースの尻拭いを完璧にこなしつつ、誰にも弱音を吐けずに日記に綴る。
この小説においては、社畜という言葉は、彼女のためにある言葉ですね。
ちなみにさりげなく、タイトルにフルネームを入れていますが、名前が長いので、これも本編ではボツになった設定です。
【件名:孤独】
今日は議長の実験の被験体が三人死んだ。処理は私がやった。
議長は「データが取れた」と喜んでいた。
……時々、思う。
この狂った数式(議長)を、隣で一緒に解いてくれる誰かがいればいいのに、と。
私と同じ速度で計算し、私と同じ効率で働き、そして私の淹れたコーヒーを「悪くない」と言ってくれるような……そんな「共犯者」が。
……疲れているな。寝よう。明日は朝四時から会議だ。
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