■ 基本原理
マクマリスが得意とする「空間魔法」の応用技術。
現実世界の空間を切り取って小さな「ポケット」を作り出し、そこに物体を隔離する魔法。
取り出す際は、どこにいても空間の扉を開いて即座に呼び出すことができる。
■ 最大の欠点:質量に比例する「継続的な魔力消費」
この魔法の最大の弱点は、「収納している間、術者の魔力を常に消費し続ける」ことにある。
維持に必要な魔力は、収納している物体の「質量」と「魔力密度の高さ」に完全に比例する。
そのため、本や着替え程度の軽いものであれば問題ないが、巨大な岩や高密度の魔石などを収納すると、術者の魔力がゴリゴリと削られていく。
そのため、普段の旅では普通にカバンを持ち歩く方が圧倒的に燃費が良く、マクマリス自身も極力使わないようにしている。
■ 『雷爆弾』運搬における絶望的な負荷
ヘギルが製作した『雷爆弾』は、ドワーフでなければ持ち上げられないほどの「超重量の金属球」であると同時に、内部に限界まで圧縮された「極大の雷魔力」が詰まっている。
これを亜空間に収納するということは、マクマリスにとって「常人を即死させるレベルの凄まじい魔力負荷を、常に背負いながら歩き続ける」ことを意味する。
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