金色の麦畑

わたしは四歳のときは母のために、十歳のときは恩人のために命を捧げられた。 わたしの意思など関係なく、彼らの命を守るための道具として勝手に命を捧げられた。 人を信じられなくなったわ…

小さな男の子目線ですが、子供らしくない難しい言葉を使ったり、漢字だったり平仮名だったりします。あたたかい目で見てください。

９話完結。毎日更新。 婚約破棄とか真実の愛、身分差を越えた愛！ 庶民は憧れ、そして思い描く。 それらをより簡単に想像するのに便利な品。 それは小説！ それさえ読めばあなたも主人公…

静かな流れの９００文字弱の短編です。 出会ってしまった相手は花人（はなびと）でした。やがて子供も生まれた。そして……

令嬢視点の一話完結です 求められた婚約相手と会う前に否定された令嬢はその後姿を偽って学園生活を満喫することに。 立場ある者であっても自分の力だけでどうにかしようとあがいてもどう…

この国には他の国とは違うところがある。 それは城内全ての部署に一体ずつ配置されている補佐官がいること。 彼らはオートマタと呼ばれる古代の機械人形。 彼らを動かす為に必要なものは魔…

婚約者同士のすれ違い。 男は自分のことで精一杯だった。 女はひたすら耐えていた。 良く知りもしない令嬢と繰り返すファーストダンス。 ある会話のやり取りが、張り詰めていた何かを弾…

よくある王子様と公爵令嬢の婚約破棄。 王子様には心を寄せる相手がいた。 恋は盲目。 見えていなかったものを見せてあげましょう。 公爵家の秘術で。 真実と今のご自分を理解出来ました…

ルナマリアは王都貴族と一線を引いていた。 きっかけは初恋の相手の心境の変化だった。 やがて彼女は才女と呼ばれるようになり、一線を引いていたはずの貴族達から慕われるようになっていっ…

運命の女神が定めた出会い。 お互いの魂に強い絆があるほど出会いの機会は多いもの。 しかし、その全ての運命の出会いが本来の形にならなかったとしたらどうなるのだろう。 「恋愛」…

王妃を溺愛する国王が手違いで離婚申請書に署名したことから始まる。 国王エドワード・ダ・ラル・トライネル、 王妃ロゼリアーナ・メイナ・パラネリア、 署名されてますので離婚は受理され…

なんでもない日常、ありふれた景色。 ふと意識にひっかかる。 風。 感じましたか？ 見えないものを感じた瞬間、心が弾みませんか？ 「風」を題材にして心に響くものを書いていきたいと思…

白いフクロウに導かれた者はそこを訪れ、自分達の物語を語る。その物語を聞くのは部屋の主人。裁きの賢者は何を聞き、何を視て何を選ぶのか。 力ある物語は世界を作り出す。 幼い頃から周…

お相手は聖女ですの？教皇様はご存知なかったようです。 よくありますよね「お前との婚約を破棄する！」っていうやつです。そもそも聖女様は神様にお仕えするのがお役目では？そこのところう…