「偽物の扉、本物の青。サキは“自分の目”で真実を選び取る。」
完璧すぎる銀の扉――それは“不純物のない偽物”だった。
サキはリンの言葉の矛盾に気づき、暗証番号を“扉”ではなく“薬品庫”へ使う。
そこにあったのは、失くしたはずの本物のサファイアとルビー。
青い光を浴びた瞬間、リンは苦しみ、ユキの名を呼ばせる。
サキは迷わずルビーを選び、扉を開く。
その選択は、青と赤を“自分の手で”繋ぎ直す第一歩だった。
深夜の理科準備室、あるいは『偽物の青』について
深夜の理科準備室、あるいは『赤の真実』について
のアナザーストーリー、本当の出口の物語。
※この作品は三部構成の連作です。
※三作品は同じ出来事を異なる視点・解釈で描いています。
※登場人物の言動や描写が作品ごとに異なるのは、視点の違いによるものです。
※ホラー・心理描写・記憶の揺らぎを含みます。
※物語の真相は一つではありません。