いつもお読みいただきありがとうございます。
本日、後日談第1話「笑わせる技術」を公開しました。
研究所時代を舞台にした番外編は一旦一区切りとし、今回からは、照臣が転職した後の短いエピソードに入ります。
今回は、半ベンチャー企業へ移った後の照臣が、仕事の中で少しずつ自分の振る舞いを変えていく話です。
昼間の場面では、照臣が篠塚社長達に対して、
・できない事を、できると言わない為の線引き
・客先のリスクを見る方法
・営業と開発が互いに嘘を背負わない為の分類
といった内容を提案します。
かなり真面目なビジネス寄りの話です。
一方で、夜の懇親の場では、昼間の厳しい空気をそのまま残さない為に、照臣が敢えて真面目な顔で、少しずれた言い回しを使います。
本人はふざけているようで、実は場を和らげる為に、わざと硬い言葉を使っている。
研究所時代に三嶋や坂巻、松永、高瀬達から散々突っ込まれていた照臣が、その経験を少しずつ仕事の場でも使い始める回です。
今回の話では、照臣の二次元・サブカル寄りの軽口が、単なる逃避や自虐ではなく、相手に重い話を受け取ってもらう為の「間」を作る技術へ変わり始めます。
第2作目での照臣の言動にも繋がる、小さな変化点として読んで頂ければ嬉しいです。
本編の重さとは少し違う、転職後の照臣と周囲の人達の空気を楽しんで頂ければと思います。
引き続き、後日談や本文の修正・整理も少しずつ進めていきます。