今日、二年ぶりに友人が尋ねてきてくれました。
その友人は十年前から鬱で、それからいろんな精神科を渡り歩き大量のクスリを処方され続け、一時は廃人のようになり、仕事も辞めた、と聞いたのが二年前。
それが最後に会った時で、最近ようやく立ち直ってきたのでと来てくれました。
そんな彼が言うには鬱とは鬱病の中のほんの少ししか存在しておらず、多くは双極性障害とADHD(多動性障害)とASD(自閉症スペクトラム障害)のパラメータがどこが特化してるのかで診断がまるきり変わってくると。
そして人は多かれ少なかれこの三点でバランスしてるのだそうで、社会や仕事やその不安でこのバランスが崩れるらしく、崩れたら過去のマーケッター君みたいに強く表に出てくるのだそうです。
彼自身は双極とADHDが強く出てるそうで、「落ち込んだ時に病院行くじゃないですか。だからアッパーな薬が出るんすよ」なんて言っていて、確かに双極にアッパーなんて出せばハイな時に服用すれば突発的な行動(自◯)しやすいし、それをしなくとも落ち込んだ際に以前より深く落ちていくそうです。
そしてまた病院へ行き…とまるでデフレスパイラルのように際限なく落ちていくそうです。
ですが、ようやくいい主治医に出会い、今では就労支援に支えられ就活出来るまでに回復してきたそうです。
そして大事なのはクスリだそうで、漢方系とベンゾ系にわかれるらしく、とりあえずベンゾ系は止めた方がいいそうです。
帰って来れなくなるそうな。
いや、僕クスリ嫌いなんで。
基本葛根湯だけなんで。
後は睡眠、食事といろいろな知識を身につけたそうですが、教えてと言うと今日はカラータイマーが鳴り、辛くなる前に帰りました。
自身でリミットが見えるようになったのはすごい進歩です。以前は頑張り過ぎてましたから。
真面目なんですよね…彼。
皆様もお気をつけて。
墨色
※追記
そういえば思い出したのですが、若かりし頃、ある朝目覚めるとその当時の彼女がリストカットしていました。
もうベッド血まみれ。
しかも何度も続く。
何故やめれないのかと聞くと、落ち着くんだとか。
…。
それは何かい?僕よりもかい?
カッターナイフに僕は負けるのかい?
なんて思いましたね。
そして多少の血などへっちゃらに。
なんだったら精神薬を服用してる人を見分けれたりする技能まで習得。
あはは…。
元気してるかなぁ。