• 二次創作
  • 異世界ファンタジー

No.36 音声記録

「ここできっちりあのセルリアンを倒して、組織に貢献するっ!」
カンッ!
「硬っ!」
「コン!下がれ!」
ガキン!
「ありがとう、助かった、次は石を狙うぞ!」
「了解!行くぞっ!」
ガキン!バリバリ!
「よし!後は石を…!」
「俺に任せろ!オラッ!うわっ!」
バチン!シュン!
「コン!!」
ザザー…グサッ…
「コヨーテ!!!!」
「コ…ン…」
ドサッ…
ウオオオオオオオ
「…セルリアンを駆除…」
バァン!パッカーン!
「あぁ…コヨーテ…コヨーテ…」
「コン…私は…」
「確りしろ!もうすぐヘリが来てお前を助ける…」
「…寒いよ…コン…」
「…大丈夫だ、コヨーテ…きっと助かる…」
「…コン…私が居なくなってもハンターを続けて…皆を守って……」
「何を言ってるんだ!お前は…!」
「良いから…コン…私の体だ、私が一番良く解るんだ…」 
「そんな…コヨーテ…やめてくれ…」
ポロポロ
「ハハッ、コン…君は…男なのに泣くのか?」
「泣いてない…ぞ…フフフ…」
「コン…もうそろそろお別れだ…」
キラキラキラキラ…
「そんな…おい…コヨーテ…コヨーテ!逝かないでくれ!」
「大丈夫、泣き虫な君のためにこれを渡すから…」
カチャ…
「コヨーテ、お前の…ナイフ…」
「ハハッ…大事に使って…」
「おい…コヨーテ…お前…体が…」
「もう…時間切れみたいだ…コン…私は君との冒険、訓練、戦い、そして君の事が…」
「…」

大好きだ!

キラキラキラキラキラ…

「…うぅ…ウアァァァァ…」


その後コンは動物に戻って冷たくなったコヨーテを抱きしめながら泣いた…彼女は彼に自分が出来なかったことを託した、彼はこれから自分自身ともう一人、コヨーテの意志と魂を背負い、生きてゆく。

そして、彼はボウシになる。


画像、最終決戦時の擬似野生解放、ボウシ

7件のコメント

  • 颯真「どこでこんな物を手に入れたんだ?」

    録音機を片手に素朴な疑問をぶつける。

    霊夢「お前の予習としてな?拝借した。」

    颯真「え?まさか、、、。」

    霊夢「な訳ねぇだろ?ちゃんと許可取った。」

    颯真「にしても壮絶だな、、、ミンチより酷でぇや。」

    霊夢「俺のよりかは幾らかマシだけどな。」

    颯真「それ言われたら何も言えねぇ。」
  • お気の毒に…復旧作業頑張って下さい…
  • お疲れ様です!
    PC没収はキツいですよね…
  • 質問だ、、、。

    コヨーテの大好きってどっちの大好き?

    恋愛感情か友達的感情。

    恋愛感情なら恋、友達的感情なら親友。
  • 両方ですね…でも、どちらかというと恋愛感情寄りの感じです。
  • よし(ニヤニヤ)コヨーテとボウシの恋愛書こ、、、。
  • ボウシ「お前…」
    チャッ
    メガネ「お、お、落ち着いて!ボウシ!」
    ボウシ「俺は至って冷静だ…ハハッ」
    グググ…
    メガネ「やめてぇ!引き金引こうとしんてんじゃん!」
    ボウシ「大丈夫、作者が一人死んでも変わらん…」
    メガネ「ウアアア!ボウシがくるったぁぁ!」
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