こんにちは。志魔しいまです。
5/7を持ちまして『13人のゆりあ〜僕と彼女と秘密のログ〜』が完結しました。
この作品は2018年に開催された『Project ANIMA』の「SF・ロボットアニメ部門」に応募する為に考えたものです。
原案となる小説・脚本、マンガ、企画書を幅広く一般から募集し、選出された作品はアニメになる、というビッグコンテストでした。
私はSF知識が乏しいながらも「イヴの時間」や「her/世界でひとつの彼女」、「ガタカ」等の一般市民の生活の地続きにあるSF設定というものが大好きでしたので、ない脳みそをフル回転させて何とか企画書を書き上げました。
当然一次落ちでした。
これはコンテストに応募した人あるあるかと思うのですが、応募してから結果が出るまでの間、私は自分の作品がアニメになった時の事を妄想して毎日楽しんでいました。
ED自分で決めたり、グッズ考えたりw
出したのは企画書だったので、中身はスカスカの状態でした。しかし、そうして頭の中でのみ形になっていったキャラクター達を、折角だから作品として外に出したい、と考えるようになったのです。
だが小説はハードルが高い。途中で放り投げてしまうのが目に見えている……と躊躇していた時、緊急事態宣言が発令されました。
仕事はリモートになり、休日を使ってやっていた副業は無くなりました。
時間がぽっかり空いてしまい、外にも行けない状態となった時「今でしょ!」(古い)の言葉が浮かびました。
思い付いたら一直線で、Twitterで創作仲間との交流を開始させ、自分もタスクを呟く事で逃げられない状況を作り、早速プロットを作り始めました。
小説を書くことの難しさや大変さも実感しました。でも、とても楽しかったです。
読んで頂いた方々、本当にありがとうございました。いいねやレビューに励まされ、何とか完結まで進むことができました。
心から感謝しています。