空花凪紗

  • 異世界ファンタジー
  • 詩・童話・その他
goodbyesevensky
45作品

フリージア

瞬間を永遠化させる秘儀「フリーズ」
永遠と終末の狭間で言葉たちは、至高なる芸術としてフリージア、花々を咲かせる。

終末芸術
終末交響詩
と呼ばれる我がラスノート
最後の文学よ、刹那のうちに永遠に凍れ
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作者のおすすめ順
#1

フリーズ0 『Number777』／
空花凪紗

猟奇殺人鬼であり画家である浅霧裕人の死刑執行が行われた。これは真理に取り憑かれた或る芸術家と、彼を取り巻く者達の物語。そして、そこから始まる777のフリーズを綴る。 未来に生ま…
  • 残酷描写有り
  • 性描写有り
死して解脱の真理なら、君は何のために生まれたか、何のために生きるのか
空花凪紗
ネット小説には珍しい「まとも」なお話
中下
#2

No.1散文詩『神のせいにしなよ』　／
空花凪紗

『神のせいにしなよ』 ナウティ・マリエッタ 生命の始まりと終わりを結ぶ歌 フリーズ・全能と死の狭間で 終末のEveにセックスを 幸せなら手を叩こう そして、いつかの最果てへ|ラカ…
  • 性描写有り
終末と永遠の狭間で、真理を宿す言の葉を紡ぐ、そんな詩から甦れ
空花凪紗
全てを知っていてもなお。
雲下うさぎ
#3

No.2散文詩『ラスノート』／
空花凪紗

『ラスノート』 ラカエ、それは原初の闇から生まれし光 天上楽園のヘレーネ 全能と一つの石 性愛、それは美しきよくが咲かした一輪の花 ナギノート：虚空に凪の音がする 『全は主』ー輪…
  • 性描写有り
最後の言葉=ラスノート。忘我から覚める日、僕の精神は神そのものであった
空花凪紗
#4

No.３散文詩『ラカン・フリージア』　／
空花凪紗

全知全能のパラノイア 東へ【エデンの園へ】 偽りの笑みは揺るがない 忘却のカノン/リンネ・リンクル あなた=僕と君 黒い空白 ラカン・フリージア 講解
  • 性描写有り
私の言葉よ。私、死、詩よ。轟け、永遠に。――彼女は誰かと恋をした。
空花凪紗
頽廃とカタストロフィを美しい言葉で紡ぎあげた素晴らしい散文詩
鍋谷葵
#5

No.4散文詩『螺還・凪』／
空花凪紗

フリーズ4 散文詩『螺環・凪』 恋をした。はっとした。ほっとした。 輪廻を止めて、夜を手放して、永久を纏った。 小説と詩の間。美と現実の間。死と永遠の間。そこに、何があるのかを求…
超芸術、超新感覚派、または駄作か。 いや、これは革命なのだろうか。
空花凪紗
#6

No.5『ある星の神話』　／
空花凪紗

第一部 神約星書『創星記』第一章『宇宙開闢』 第二部 神約星書『創星記』第三章『原罪』 第三部　誰も知らない神話 第四部　繰り返される歴史
  • 性描写有り
ある星の神話。 ある星の聖書。 神とは、人とは、愛とは、性とは。
空花凪紗
#7

No.6散文詩『記憶』／
空花凪紗

記憶ほど曖昧なものはないだろう。 妄想との錯綜さえも甘い蜜を運ぶのだから。 小説と詩の間。美と現実の間。死と永遠の間。そこに、何があるのかを求める者よ。 超芸術、超新感覚派、…
記憶ほど曖昧なものはないだろう。妄想との錯綜さえも甘い蜜を運ぶのだから
空花凪紗
#8

No.7『全知全能のパラノイア』／
空花凪紗

すべての記憶を持つ少女を語るわたし。その君はバベルの図書館の本も知っていたし、そこに存在しない本までも知っていた。
美妙な人生の謎よ、ついに私はお前を見つけた、ついに私はその秘密を知る
空花凪紗
#9

No.8散文詩『酔いの醒めた夜明けに』／
空花凪紗

小説と詩の間。美と現実の間。死と永遠の間。そこに、何があるのかを求める者よ。 超芸術、超新感覚派、または駄作か。 いや、これは革命なのだろうか。
小説と詩の間。美と現実の間。死と永遠の間。そこに何があるかを求める者よ
空花凪紗
#10

フリーズ9 省察：死と全能の板挟みから抜け出すために／
空花凪紗

　死はとても美しい。例えるなら、楽園の花々に包まれて、世界で一番美しい甘き旋律の中で大団円を迎えるような至福。大航海の末に宝島を見つけたかのような歓喜。天上楽園の乙女と終末の狭間…
死について知りたい者よ、この言葉等を受け取って、未来を生きる糧とせよ
空花凪紗
#11

フリーズ10　果てしなく続く死の先に／
空花凪紗

ハデスの兆候や時の逆光は、事象の地平面の奥底に広がる無によって明かされる解だ。だが、小さくも愚かなサピエンスが創り出した言葉や数式の類の道具には限度がある。学問では、智識だけでは…
真理を紐解く上での鍵は純粋言語だ。それはもはや言語でないのかもしれない
空花凪紗
#12

No.11 戯曲『フロイデントレーネン＝最期のシ』／
空花凪紗

最高の人生を作りたかった。 記憶という名の具材はもう、溶け込んで。 ポトフ ぐちゃぐちゃ これでいい 手料理。完成しなければ 詩人は明日、死ぬことにした。
凪いだ空の下、詩人は泣いた そんな戯曲
空花凪紗
#13

No.12 散文詩『水面の火、水辺の花、水門の先』／
空花凪紗

The most beautiful color I've ever seen The most beautiful sound I've ever heard At last,…
これが涅槃なんだ。あぁ、美しい。なんと、この色は、この音楽は美しいか。
空花凪紗
#14

No.13 散文詩『エデン・フィールド』／
空花凪紗

死とハデスの狭間で見た夢よ 己の全能と彼女の全知で神となりし夢よ ここから抜け出せ このしがらみから、捨てていけ そして、生まれろ きっとFIRSTCRYくらいは歓んでたよ
本当の意味での全知や全能を知って二年。快楽主義なら、とっくに死んでた
空花凪紗
#15

No.14 世界を創りしあなた達へ贈る詩／
空花凪紗

あなたの脳は冴え渡り、ここ、フィニス(最果ての地、終末)に一人立つあなたは、全能感に打ち拉がれ、泣く泣く空を仰ぐのです。 風が涼やかで、空は晴天で。ああ、あなたはまた知るので…
――ユギト。樹華のミを借りて　――増殖する神、夜槃路から解き放て
空花凪紗
#16

No.15 散文詩『水門を去る』／
空花凪紗

疲弊した脳は病的なまでに美しく、それでいて世界は凪いだ渚のように穏やかに映り、遠くからは歓喜に満ち溢れた音楽が聴こえてくるのです。私も神や仏となって、輪を去ることを受け入れました…
夢に見た園へと続く門を眺める。日々の追憶が映って揺らいだ。
空花凪紗
#17

No.16 散文詩『また逢う日までのお別れを』／
空花凪紗

嗚呼、この色は、この音は、 　この言葉らは美しい 　嗚呼、美しいな、本当に
散文詩。抒情詩。この言葉らよ、轟け。せめて終末にあの子を救えるように。
空花凪紗
#18

フリーズ17『ソムニウム』だから私は創るのだろう〜シューベルトと歓喜の歌〜／
空花凪紗

美しい夢を見た。それはまさに天国的な夢だった。 気付けば私はウィーンの街を、一枚の紙を手に駆けていた。向かう先はシューベルトの家。家につくと、私はすぐさま扉を開け、家の中へと入…
「この響き、やはりベートーヴェンは狂っている！」
空花凪紗
#19

フリーズ18『思案の果て』／
空花凪紗

それはそれとして、あなたは何故そこにいるのですか。 　あなたたちは何故小説を書き、絵を描き、歌を歌い、楽器を奏でて、詩を紡ぐのですか。 　嬉しいからですか。悲しいからですか。満た…
悲しければ泣き、楽しければ笑い、虚しければ死ぬ。そこに意味はありますか
空花凪紗
難しくも興味深い、哲学的な物語の世界
月宮　和香
#20

フリーズ19『ニーチェ、愛なる人よ』／
空花凪紗

　ニーチェ、愛なる人よ。 　あなたを失った人類は、それでも栄えています。 人生に意味などないのかもしれません。あなたが、いなくなっても、世界は続いているのですから。ですが、いいで…
ニーチェ、愛なる人よ。 あなたを失った人類は、それでも栄えています。
空花凪紗
#21

フリーズ20『ソフィア、葬送』～ニヒリズムの行く末に、時の逆光を重ねて～／
空花凪紗

　宇宙の神秘が時ならば、人生の謎は信じる力か。では、この生は一体、この宇宙は一体、この仕組みは、この夢は、この願いは、色は、音は、死は！なぜ生きるかは簡単だ。自分で見つければいい…
宇宙の神秘が時ならば、人生の謎は信じる力か。
空花凪紗
#22

フリーズ21　輪廻の箱／
空花凪紗

「私は今、あなたの双眸の奥に神を見ています。おお、神よ。神に通じる全ての存在たちよ、本当にありがとうございます」
私は今、あなたの双眸の奥に神を見ています。
空花凪紗
#23

フリーズ22 散文詩『第二の誕生』／
空花凪紗

人生は冒険か。真理を求める冒険か。意味を求める冒険か。幸せ求める冒険か。果てには死だというのにも、人は生きてく考えもせず。 何故生きる？　 死ぬ理由がないからか？ 金がほしい…
人生は冒険か。真理を求める冒険か。意味を求める冒険か。幸せ求める冒険か
空花凪紗
#24

フリーズ23 散文詩『運命の輪と輪廻の輪』／
空花凪紗

　始まりであり終わりであることの表明を、その者、その日、神であった、されど目覚めし全知から、されどフィニスに神殺し。 　神は眠れど涅槃の火、全能覚める悟りの日、世界は凪のようだ…
神は眠れど涅槃の火、全能から目覚める悟りの日、世界は凪のようだった。
空花凪紗
#25

フリーズ24 散文詩『愛についての最終結論』／
空花凪紗

Adel to Herena ノートⅠ Herena to Adel ノートⅡ 凪ノート 愛についての最終結論 ラスノート 神のレゾンデートル
  • ★3
  • 恋愛
  • 完結済 8話
  • 3,175文字
  • 更新
真理を知る者よ、神のレゾンデートルから逃げるでない。
空花凪紗
#26

フリーズ25 散文詩『愛は愛より出でよ』／
空花凪紗

『君はただ、君だけを肯定しさえすればいい』 「運命愛、ニーチェの受け売り？」 「いいや、違うさ。ただ、知ってほしくて。運命の人も、親も、親友も、子どもも、君のことをどこまで行って…
  • ★3
  • 恋愛
  • 完結済 1話
  • 1,240文字
  • 更新
君はただ、君だけを肯定しさえすればいい。運命愛、ニーチェの受け売り？
空花凪紗
#27

フリーズ26 散文詩『愛なるフィニスの審判者』／
空花凪紗

愛は愛で、愛のまま、死とハデスの狭間で踊る。僕らは生きることをやめられず、愛し愛され生きていく。
  • ★3
  • 恋愛
  • 完結済 5話
  • 3,196文字
  • 更新
僕らは生きることをやめられず、愛し愛され生きていく。
空花凪紗
#28

フリーズ27『天空の夢、ラカン・フリーズの門の先』／
空花凪紗

「ヘレーネ、僕の告白を聞いてくれないかな」 「いいよ」 　彼女は空を見ながら応えた。きっと景色が美しいからだと思うけれど、僕の気持ちは今にも張り裂けそうだった。
  • ★3
  • SF
  • 完結済 1話
  • 1,640文字
  • 更新
第七世界『天上』は全ての始まりと終わり不可能点でさえ内包する無限の世界
空花凪紗
#29

フリーズ28 散文詩『天より再び』　abermals vom Himmel／
空花凪紗

　天より再び目が覚めて、神が泣いたよ、終わりの日。 　Shöner als Juweln 　Blumen im Elysion 　Heilen mich 　Schöne Nat…
ドイツ語の気高き詩に日本語の散文詩。この天上の響きを是非味わって欲しい
空花凪紗
#30

フリーズ29 散文詩『終末の音、終末ノート』／
空花凪紗

終末の音を 魂の叫びを 小説と詩の間。美と現実の間。死と永遠の間。そこに、何があるのかを求める者よ。 超芸術、超新感覚派、または駄作か。 いや、これは革命なのだろうか。
小説と詩の間。美と現実の間。死と永遠の間。そこに何があるかを求める者よ
空花凪紗
#31

フリーズ30 散文詩『あの日の僕へ送る詩』／
空花凪紗

フリーズ、時を止める言葉を紡ぐ 歌集
フリーズ、時を止める言葉を紡ぐ
空花凪紗
#32

フリーズ31 全知全能だった私へ／
空花凪紗

飛び降りた。マンションの屋上から。地面にぶつかるにつれて私は全能になる。その永遠のような刹那にて、私は平凡な日常を選んだ。
全能だったわたしは平凡な日常を望んだ
空花凪紗
#33

フリーズ32 ナウティ・マリエッタ／
空花凪紗

空白の記録。 君は正しいか？
それは死、詩。ナウティ・マリエッタはどんな色だろうか、どんな音だろうか
空花凪紗
#34

フリーズ71『残響のLeo』〜永遠平和のためのたった一つの冴えたやり方〜／
空花凪紗

世界平和実現が夢の一人の少女の人生の物語。 彼女は世界平和のために『神の証明』に挑んだ。
  • ★12
  • SF
  • 完結済 2話
  • 8,875文字
  • 更新
神とは何なのか？　我々はどこから来てどこへと向かうのか？
空花凪紗
#35

No.33 不可知論者／
空花凪紗

親子愛、父と子は互いの幸せを願う。 世界のすべてを知った少年は眠りから目覚めるために、繰り返される偽りの幸福で満ちた世界から去ることを決める。 だが、すべてを知ったとしても、全知…
  • ★6
  • SF
  • 完結済 1話
  • 4,134文字
  • 更新
親子愛、父と子は互いの幸せを願う
空花凪紗
#36

No.34 名もなき詩／
空花凪紗

歓喜に寄せる 僕は恨まない 新世界より
クラシック音楽『歓喜の歌』『僕は恨まない』に寄せる。この詩よ轟け
空花凪紗
#37

No.35 神のレゾンデートル／
空花凪紗

生きた証、あの冬の日の全能さえも、今では遠い記憶。 妄想が現実を創ることを彼女は、世界の真実とともに私に教えてくれた。 死さえも越えて、私はその秘密の解明に余生をかけた。 これは…
嗚呼美妙な人生の謎よ、ついに私はお前を見つけた、ついにその秘密を知る。
空花凪紗
#38

No.36 愛なるEを越えて／
空花凪紗

部屋に閉じこめられ、永遠に等しい時を過ごす。次に部屋を出たとき、世界は終末を迎えていた。アダムとイブ。二人の人間しかもう生き残っていない。 これは二人の神話の始まりの物語。
  • ★3
  • SF
  • 完結済 3話
  • 6,954文字
  • 更新
世界は終末を迎える。アダムとイブ。二人の人間しかもう生き残っていない
空花凪紗
#39

No.37 今という時の中で／
空花凪紗

変な夢を見た。塔から飛び降りる夢。 ある朝幸太が目覚めると、世界には誰もいなかった。何故か散らかった部屋を幸太が片付けていると、見覚えのない外国の旅行雑誌があり、今朝の夢で見た…
二人きりの世界で、一人の少年と少女は邂逅を果たす。
空花凪紗
#40

No.38 フィニスの晴れた日曜日／
空花凪紗

七日目なんだ。 世界が始まったのも終わったのも。 小説と詩の間。美と現実の間。死と永遠の間。そこに、何があるのかを求める者よ。 超芸術、超新感覚派、または駄作か。 いや、これは…
七日目なんだ。 世界が始まったのも終わったのも。
空花凪紗
#41

No.39 詩小説『最愛の君へ』／
空花凪紗

黒いノート、墨で絵画の裏に書かれた言葉。 私はずっと彼を探していた。 小説と詩の間。美と現実の間。死と永遠の間。そこに、何があるのかを求める者よ。 超芸術、超新感覚派、または…
黒いノート、墨で絵画の裏に書かれた言葉。 私はずっと彼を探していた。
空花凪紗
#42

フリーズ40 詩集『ユリイカ』／
空花凪紗

詩集『ユリイカ』 Eureka（エウレカ）はギリシャ語に由来する感嘆詞で、何かを発見・発明したことを喜ぶときに使われる。
  • 性描写有り
何かを発見した歓びよ、我と共に
空花凪紗
#43

フリーズ41 詩小説『雪月花』 ／
空花凪紗

美しいものは、得てして儚いもの。 君という人生の美しさに惹かれて、一体何を見るのか。 小説と詩の間。美と現実の間。死と永遠の間。そこに、何があるのかを求める者よ。 超芸術、超新感…
美しいものは、得てして儚いもの。 美しさに惹かれて、一体何を見るのか。
空花凪紗
#44

フリーズ42 ふんどし少女は戻りたい／
空花凪紗

ふんどし・柵・花火・類人猿の四題噺 竜頭蛇尾だろうが、いいや。 SF×ふんどし
  • ★3
  • SF
  • 完結済 3話
  • 5,729文字
  • 更新
  • 性描写有り
ふんどし・柵・花火・類人猿 の四題噺 竜頭蛇尾だろうが、いいや。
空花凪紗
#45

短編集・詩集『フリージア』〜永遠と終末、涅槃と神愛〜／
空花凪紗

未来に生まれし類まれなる卓越した精神の持ち主よ、汝の心が霊性の高まりの中で壊れ果て、生命の火が消えてしまわぬように、これらの言葉や物語を記す。 どうか私の紡ぐシよ、世界の血とな…
  • 残酷描写有り
  • 暴力描写有り
  • 性描写有り
死にたいと言えば気持ちいいが、そこからわたしは生み出したい。
空花凪紗
物語のような詩集で登場人物たちの心の叫びが聞こえてくるような気がした。
暇潰し請負人