『賢者脱走〜ガリ勉少年の異世界気まま青春記〜』
「遊ぶのは大人になってから。青春なんて無駄だ」——。そう自分に言い聞かせ、娯楽のすべてを捨てて勉強だけに生きてきた高校1年生・井深更夜(いぶか こうや)。
中間テスト前夜、極限の勉強の末に意識を失った彼が目を覚ますと……そこは異世界の王宮だった!「おお、伝説の賢者様! 我らを救ってくだされ!」突然の召喚、そして勝手な頼み事。おまけに身体は眼鏡要らずの超視力&引き締まった細マッチョのイケメンに変貌!?
しかし、更夜の頭に浮かんだのはただ一つ。
「いや、今日の中間テストどうすんの???」
人の都合で呼び出しておいて命がけで戦えという理不尽さに呆れた更夜は、賢者能力で魔法陣を一瞬で解読。驚愕する国王たちを置き去りにして、窓から即・脱走を決行する!
城を抜け出し、自由を手に入れた更夜。
高校で習った物理・化学・数学を「賢者スキル」と掛け合わせ、無敵の魔法術式や便利な魔道具を次々と開発。今まで我慢してきた反動のように、異世界での「気ままなサボり・寄り道・趣味」を全力で楽しみ始める!
やがて彼の周りには、種族の壁や偏見に悩む多種多様な美女たち(猫族、ハーフエルフ、ダークエルフ、ドワーフ、魔族)が集まり始め——!?
ガリ勉少年の知識と理屈が異世界を激震させる、最高に気ままで賑やかな異世界スローライフ(と、ちょっと遅めの青春)、開幕!