■前書き
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■本文
気がつけば4月も後半。家の近くで満開だった桜道もすっかりと緑に変わってしまいました。
さて拙作である【変遷上のノーマッド-元陸自のアラサーが貞操逆転異世界に飛ばされて色んなヒロインに狙われる話】ですが実はカクヨムの方では公開できていないいくつかの情報があります。なので今回から少し小出しにしつつこちらでも話していこうかなと。
まず第一回となる今回は作中でも度々登場する【逸脱者】などの階級についてお話していこうと思います。
■脅威度指標
●逸脱者‐例外中の例外、イレギュラー。現代軍事の評価に当てはめれば『戦略級』としての扱いを受ける。生物の枠から完全に逸脱した稀有な実力を持つ個体の総称。個々人ごとに様々な特徴を持っているが、共通している事は『次元の違う魔力保有量』『桁違いの魔力放出量』である。逸脱者はその無尽蔵の魔力を用いて自身に何らかの強化を施しており、また魔力が染み渡った肉体は通常生物とは比較にならない程に頑丈である。
現在までに登場した逸脱者は以下。
オイフェミア・アルムクヴィスト。レティシア・ウォルコット。アリーヤ・レイレナード。ケティ・ノルデリア。
●上位者‐稀有な才能を持つ生物としては最上位の個体。現代軍事の評価に当てはめれば『戦術級』としての扱いを受ける。ギリギリ常識の範疇に留まっている生物としては最高位の存在であり、逸脱者相手でなければまさに一騎当千の活躍が期待できる。純粋な戦闘センスや一部分野の才能では逸脱者よりも上の者も存在する。だが逸脱者との最も大きな違いはその『保有魔力量』である。特に継戦能力に筆舌し難い差異が存在し、このため上位者単騎で逸脱者を討ち取るのは相当のリスクが存在する。とはいえ奇跡的な条件(相性など)が揃えば逸脱者にも短期的に迫る、もしくは上回る事は可能である。
現在までに登場した上位者は以下。
ベネディクテ・レーナ・ミスティア。キルステン・レイブン・ミスティア。アリシア・レイレナード。シキ・ソライ。ゼータ。カミーラ・ケリン・クウェリア。
●英傑者‐上位者ほどでは無いにせよ稀有な才能を持った個体。努力で至れる最高位。上位者、逸脱者相手ではかなり厳しいが、通常戦力相手ならばかなりの優位性を持つ。
現在までに登場した英傑者は以下。
ゼファー・ミフェス。ラグンヒルド・オルセン。モンストラ戦線のアルムクヴィスト軍指揮官。
●熟練者-通常の生物の枠を外れていない存在の中では最高レベルの存在。熟練の古兵など。
●一般者‐その他有象無象。
●補遺
これらの階級の間には大きな隔たりが存在する。レベル差とも言いかえられるかもしれない。だがこれらは単純な強さの指標ではない。
例えば朝霞は英傑者クラスにも身体能力は劣るが、知識と技量、そして前準備をフル動員すれば、上位者レベルの殺傷は可能である。これは銃の性能を含めての評価であり、お互いに準備した状態、かつ1on1なら対抗できる可能性は低くなる。
バレットm82などを用いた超長距離狙撃なら逸脱者の殺傷も可能な射撃技術を有しているが、上記同様奇襲でなければ万が一にも勝ち目は無いだろう。
つまりこれらは技量などを考慮しない純粋な性能の指標である。
例えばオイフェミアは近接戦闘能力では村娘にすら劣るため、理論上接近し奇襲できれば一般者でも勝ち目がある。だがそもそもオイフェミアに気取られず接近する事自体がどうやっても不可能なためそれは妄想に過ぎない。
とまあ現在までに決まっている設定はこんな感じです。今後色々と変わる可能性は否めませんが参考程度にしていただければと。
■あとがき
現在投稿済み本文の加筆や矛盾点、誤字やらなんやらの修正を始めたんですが、なんせ文字数、滅茶苦茶時間がかかりそうで天を仰いでおります。
とは言え続きも書いていく予定ではありますので、今後とも応援していただければ幸いです。
最後に更新ペースなのですが、今度からは毎週金曜の夜目安で投稿していこうかなと思っております。定期投稿の方が読者の方々も読みやすいかなと思いまして。
いつも感想やいいね、フォローなどありがとうございます。本当に読者の方々の応援というのはモチベーションに直結しておりまして、感想いただける度に『ああ、書いていて良かったな……』と救われるような思いです。今後ともお付き合いいただければ幸いです。それではまたの更新でお会いしましょう。