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エメルギアスのキャラデザ【ジルバギアス】

キャラデザ公開第十三弾! 他意はありませんけど13って不吉な数字ですよね。

その13番目には、第4魔王子エメルギアスの登場だァ! ところで4って『し』とも読めますよね。他意はありませんけど。

すごいぜ。陰険根暗野郎なのがひと目でわかります……! ですが皆さん、よくご覧ください。ここ、数多くある輝竜先生のすごすごポイントのひとつなんですが、エメルギアスの何が悪いって『表情』なんですよね!! 

顔のパーツそのものは!! 悪くないのである!!! 爽やかな笑顔でキメていればそれなりにいい感じのはずなのに、表情がもうダメ! 全てを台無しにしている! 人間性というか魔族性が滲み出ちゃってる! その点をガッツリイラストで表現されてるのがホントにすごいです!! 素敵!! あと作中でも描写されてますが、猫背気味なのもマイナスポイントですね。堂々と胸を張って笑顔を意識していれば、ウザ絡みしてくるだけの兄貴なんですけどねぇジルバギアスにとっては(ジルバギアスの中身は考慮しないものとする)。

服装とか角のデザインも絶妙~~~! 角は螺旋を描きつつもルビーフィアとは違い、どことなく風を想起させます! 埃とか積もりやすそうですけど。服装も蛮族度は低いというか文化度は高めなのに、そうであるがゆえになんか陰湿な感じになっちゃってて草~~~!

しかし色々と悪いところを書きましたが、エメルギアスは「ウオオオオッ、オレはッ! 今アイツにッッ! 『嫉妬』しているッッ!!」と自覚しているあたり、なんかこう潔いタイプの妬み屋だなぁと思います。嫉妬深いのに、嫉妬してる自覚がないタイプのヒトって厄介ですよね……(ろくろ回し)。

あとこれはIF話なんですが、ドラゴンが魔族に敵対的な世界線だったら、エメルギアスは【伝声呪】と【嫉妬】のコンボで大活躍していました。

まず飛行ユニットに対して、風を操り魔族の中でも随一の魔法射程を誇るイザニス族は、かなり強く出られます。さらにエメルギアスの場合、自分の上を飛ぶドラゴンはほぼ無条件に嫉妬の対象となりますので、魔王でさえ手が出せない高空のドラゴンも、【伝声呪】で【嫉妬】の呪詛を届けて飛行能力や魔力を奪い、引きずり落とすことが可能です。

対空戦闘では無類の強さを誇るのがイザニス族であり、その中でもトップクラスのポテンシャルを誇る戦士が、実はエメルギアスなのです。ドラゴン敵対世界線では、『竜墜』のエメルギアスと呼ばれ、大いに名声を高めていたことでしょう……

が、史実世界線ではドラゴンが味方陣営で、同盟側に航空戦力がほとんどいなかったため、全然活躍の場がありませんでした。哀れ。

能力はそのままに、空を飛ぶ竜とか巨大蟲とかの脅威に晒されてる異世界に転生でもしたら、めっちゃ活躍できて承認欲求も満たされて、充実した人生が送れるかもしれません……。

というわけで、作中屈指の恵まれないマン、エメルギアスでした! 初陣で村を焼いてひとりだけガキを逃したら、回り回って魔王国が滅ぶ契機になろうってんですからトンだピタゴラスイッチですね!!

キャラデザ公開もまだまだ続きます! 明日は誰になるのカナー!? とりあえず山ほど食材を用意しなきゃ……お楽しみに!!

5件のコメント

  • 本当だ、まぁ
    あぁ
    いい生まれなのにねぇ。
    せっかく美貌の成分があるのに、磨けなかった感じが残念ですねぇ。
    ターン
  • 眉間の皺のせいか想像よりも老けて見える緑兄上。濃ゆい上と下に挟まれて、猫背で呪詛を唱えます。
    ねじねじした角が絡みついてくる蛇のような気質を連想させますねー。
  • 思った以上にフケてるな…

    50,80問題じゃないけど、そういう話を思い出した。

    これが6歳児と張り合おうとするのか…。
  • 性格ひん曲がってるのがよく分かりますねー
  • 初めてドラゴンが敵対した魔王城奇襲戦の時も、前線に居て活躍の機会を逃してそう。
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