慈悲なるものよ、私は生きている。
神話の世界に少年の親離れは終わったようだ。
親離れとは、見果てぬ航海に似ているように私は感じている。
虚無と熱情を宿した少年は追われ、新天地に行くのだろう。
我が報告書を見ていた慈悲なる者は、両の手で数えられるほどであった。
――物好きもいたものだな
お陰で、報告書は綴じることができた。
少年の人生にも一区切りが着いたところだ。
しかし、神話はまだまだ続く。
――泥だ
泥の女が少年に迫っている。
《イクリール・サーガ 二部》
https://kakuyomu.jp/works/822139841959682164/episodes/822139841959686168
気が向けば、また読んでいくと良い。
慈悲なる者に、聖なる祝福を。