僕の精神状態は、おそらく序0に登場した“山彥”に近いのだと思う。
株式投資の利益で、大学の学費はすべて賄える。
だが、数字が積み上がっていくほど、心の底は空洞になっていった。 (まあ、今年はリアルのオミニとモメンタム・ダイナミクス株で結構稼がせてもらったけどね。)
――最初から幸福ではなかった人間は、夢を叶えても結局、虚しさしか残らない。
眠るたび、医師に処方された薬と酒に頼る。
静かに沈んでいく意識の底で、何かが崩れていく音を聞く。
正常であるとは、とても言えない。
小説を書く理由を尋ねられても、うまく答えられない。
現実から逃げているのかもしれないし、
あるいは、現実の形を変えて見たいだけなのかもしれない。
何かを得たいわけではない。
――そもそも、自分が何を欲しているのかさえ、もうわからないのだから。
ところで、僕の持っている医療保険関連の株、
まだ息をしているだろうか。
AIを使って翻訳していることについて、少しだけ話しておきたい。
僕はただ、「おもしろい物語を書きたい」と思っている。
そして、それを少しでも多くの人に読んでもらえたら嬉しい。
言語を切り替えると、AIが独自の解釈を加えることがあって、
元の表現とは少しニュアンスが変わってしまうんです(笑)。
作品の本質的な魅力は、物語の展開とキャラクターの魅力にこそあると思います。
なぜわざわざ日本語に翻訳するのか、とよく聞かれる。
理由は単純だ。
日本へ旅行するたびに思うのだ――まだ多くの人が本を読んでいる、と。
小さな書店が生きている国。
それが、いまの台湾ではほとんど失われてしまった光景だから。
AI翻訳によって、ところどころ不自然な言い回しになっているかもしれない。
その点については、心からお詫びしたい。
僕はまだ学生で、あと三年間は法学を学ばなければならない(悲)。
だから、もし本当に誰かが僕の拙い物語を読んでくれるのなら、
そのときは、きちんと人の手で翻訳を磨きたいと思っている。
(2025年11月12日 記)