さて前回は大屋根リングから降りたところで終わましたね。
ここからコモンズAへ向かう、その前に。
先ほどは入場停止だった北欧館の様子を見に行きます。しかしやっぱり人気なようで、結局入れず……。
一旦諦めてコモンズAへ。
私はセーシェルとスリランカが好きでして、この2つが同じコモンズにあって安心しました。
しかもどうやら、ここには「カヌレパフェ」たるものがあるらしく……
甘い物好きな私にはとても魅力的だったのです。このパフェのために、北欧館のお店でシナモンロールを食べなかったと言っても過言ではありません!
コモンズAに向かう途中、なにやらスルスルと人が入っていくパビリオンが。アラブ首長国連邦です。
当初の予定にはなかったのですが、これはチャンス!寄り道してみることにしました。
中は木の枝を束ねたような柱がいくつも、高い天井を支えていました。柱にかかったプレートを読んでみると、ヤシの葉を乾燥させて活用させる、伝統的な技術の応用だそう。
万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を踏まえられた、木の匂いで癒される空間でした。
アラブ館を出て、お目当てのセーシェルへ。
コモンズAにはすんなり入れました。入り口から向かって右奥にセーシェルのブースがあります。
多少の列にはなっていましたが、これもまたササーと進めました。スタッフの方が民族楽器らしき太鼓を持って、お客さんたちに「叩いてみる?」と示しています。
ちょっと恥ずかしくてできなかったのですが、今思えば触らせてもらえばよかったです^^;
ブース小さめだな?と思ったら、奥にはスクリーンがありまして、セーシェルの海や自然が映し出されていました。
ちょうどイスがあいたので、姉と座ってみると、臨場感がすばらしく……。いいリフレッシュになりました。
それから会場を反時計回りに巡ります。
どこを見たかメモを忘れていたのですが、少なくとも5つは見たと思います。
スリランカは紅茶や香辛料を香りをかげる展示になっていて、他の国のブースでは触れない展示品が多かったので体験できるのは嬉しかったです。
またブルンジではコーヒー割引券が配られていました。展示されているチョコレートやコーヒー豆はネットで買えるとのこと。
カカオ豆の形をした、いろんな味が入ったチョコの箱があり、魅力的でした。案外安かったので(2000〜3000円くらい)、そのうち買っちゃうかもしれません
そしてですよ、私が楽しみにしていたカヌレパフェとご対面……!
かと思ったら、なんとパフェはsold out。
ちょっとシュン……となっちゃいました。
さて、お目当ての国は見学できたのでコモンズの外へ。
私がベンチに、姉が折り畳みイスに座って小休止です。折り畳みイス、絶対あったほうがいいです。
さすがに疲れがたまってきたので、甘いものでも飲んで回復しようかなと、マレーシア館のミルクティーのようなものを買いに並ぶことにしました。
しかし、ただ飲み物を買うだけで20分待ち。
「その待ち時間に飲みたいんじゃん!」となったので列から離脱し、時間的にラストチャンスということで、3度目の正直、北欧館へgo again!
トルクメニスタン館の角を曲がって、さて北欧館は……
入場停止中でした……。
時間にして16時半ごろ。
帰りが遅くなってしまうので、18時には万博を出ようと考えていたため、もう無理かと近くのベンチに座りながら「ノルディックサークル」の文字を見つめていました。
環境問題やジェンダーギャップに興味のある姉はアイスランドが大好きでして。
アイスランドの1国パビリオンではなくても、ひと目見たかったのでしょう。
仕方ない、どんな展示かは知ってるし諦めて帰ろうと腰を上げたそのとき!
入場が再開したのです!
人混みにのまれながら、すかさず列に参入しました。スタッフの人にきいてみると、20分ほどで中に入れると。
とてもラッキーでした☆
パビリオンの中は暗めで涼しくなっていました。中央にはたくさんの紙が、何重にも円を描くように吊り下げられています。
この紙たちは環境に優しいライスペーパーですよってことが言われていました。
北欧館5カ国のプロモーションビデオも流れており、いろいろなアピールが壁やスクリーンに映し出されていました。
シンプルなイラストつきで解説されていて、わかりやすかったです。
30分ほどでパビリオンを出ました。これで私たちの万博での目標は達成です。
時刻は17時半ごろ、潮時です。
疲労とともに満足感も得ながら、家路につきましたとさ。
……というのが、わたくし精一杯の万博レポートでした。
結論を申しますと、だいぶ疲れましたが楽しかったです!もうちょっと体力のあるときに、もうちょっと早めに行けていたらよかったのかな〜と思います。
もともと体力ない組の2人だったもので、あまり参考にならないかもしれませんが、パビリオンは2つ3つが限度かな、とも……。
各国を見れなかったとしても、まずいろんな国の人がいて、いろんな外観のパビリオンがあって、ひとつ、その国のものを食べる。
それだけでも十分価値があったように思います。
まだ行ってないなーって方、ぜひ訪れてみてください!
また、もう行ったぜって方いらっしゃいましたら、お話きかせてくださいな!
それではこれにて。
また次のノートでお会いしましょう〜