家出をした山田和樹は、行く宛てもなくとぼとぼと歩いている。
和樹の親は大企業の社長で、年収1億円を軽く超える超大金持ちだ。しかし、和樹は思春期真っ只中の15歳。和樹は裕福だが勉強を強要される生活に嫌気がさし、家出をした。
ここは家から電車を乗り継いできた遠い見知らぬ土地。所持金は10万円しかない。どうしようか途方に暮れた時、ある二階建ての建物の外階段にある張り紙に目がいった。そこに貼られていた紙には「あなたの運勢、未来等々! 占います! 」と書かれていた。
和樹は胡散臭いと思いながらも、自分はこれからどうなるのかが気になり、外階段を上りドアを開けた。
「およっ!? いりっしゃいませぇい!」
ドアの先には寝起きなのか、住む環境のせいなのか、髪がボッサボサの少女が、新聞の布団から起き上がりながら出迎えてくれた。
この作品はもしかしたら「小説家になろう」の方で投稿するかもしれません。というかそもそも書けるかどうか怪しいですw。なぜなら宿題が終わってないからです\(^o^)/