こんにちは、作者です。二年も放置して何やってたんだとか、長ったらしい挨拶はなしで本題に入ります。
黒幻白夢についてです。結論から言うと完結まで描くのはちょっと厳しいかもです。
描けない理由は自分勝手なものです。軽蔑してくれて構いません。
削除も考えましたが、一度世に出したものなので責任は果たさねばなりません。
よってこの場でストーリーの最後をこの場でネタバレします。
続きを小説という形で描きたいという気持ちは今もあります。しかし結果としてここまで何もせずに来てしまったので完全に放置になる前に続きが気になる読者の方への罪滅ぼしです。
--------------※以下ネタバレ注意---------------
プロントは全部頭の中にあったので今どんな状況だったのかとか細かい伏線が抜け落ちていたりするかもです。すみません。
ゼントは白いライラと共に黒いライラの元へ行き、黒い繭に籠っていた彼女を説得し引っ張り出します。(一応ゼントの抱擁とか説得が感動的なシーンなのですが雑ですみません)
そのあと白黒ライラは一人に戻ってその後、人間をやめてしまったセイラと対峙する、、、?(話の順序逆だったかもしれねぇ)
戦闘は終始優勢でそのままセイラを無力化。戦いのさなか、セイラを人間に戻す方法はあるのかとゼントはライラに尋ねますが無いときっぱり言われてしまう。本人が望んでこうなったのだから自業自得ではあるものの、自分のせいでもあるのでなんとか殺さない方法をお願いする。
ライラはしばらく考えたのち、化け物になったセイラの首を切り落とします。ゼントも驚きますが、これにはライラなりの考えがあってのこと。この状態でもセイラは生き続けられるので、このまま持ち歩いて戻す方法を探すことだった(体の方は重いしまた暴れられると厄介なので放置、首から下は再生してしまうのでその都度処理が必要)
戻す手立てのあてはあるのかと尋ねると、ライラは北の禁足地を探してと頼まれます。(世界地図参照)
ジュリもユーラもそこで治せるかもしれないと言います。ライラも同行してくれるのかとゼントは期待しますが「自分は本体から長く離れすぎたのでこの体は限界。今はもう十分役に立てたから……」と言い残しそのまま体が塵になって消えてしまいます。
別れの挨拶もできず戸惑うゼント、しかし彼女の言われた通り禁足地に向かうことを決意します。
ユーラもジュリも当然のように彼についていきますし、意識を取り戻したセイラとも話をして納得はしていませんが首だけになった彼女に拒否権はありません。道中で説得を続けることにします。
ライラとの冒険で手に入れた金銭で旅の準備をし、カイロスにも全て話して複雑な顔をされながらも背中を押し出され、そしてライラ(元カノの方)との思い出が詰まったルブアの町を後にしました。
「黒幻白夢 完 -Al Kltom-」
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-ライラについて-
結局のところ彼女の正体って何だったの?
語れる機会が今後あるか分からないのでこの場で解説します。
二人の神が生み出したとされる5体(くらい)の眷属、そのうちが1体の周辺偵察用のしもべとして生まれたのが彼女でした。元は機械のように命令に従うだけですが何かのきっかけで自我を獲得し、その後ゼントに拾われています。上で本体って言っていたのは多分自分を生み出した神の眷属のこと。
そしてこのとき「ネイ」という名前を付けられ、その後どうなったのかは小説内で語っていると思います。眷属云々の話もユーラ編で神父が語っていた(はず)
ネイもまた神に連なる存在であるためこの世界について情報を持っていそうだね。
ネイは最後死んじゃったの?
彼女はゼントの心の中で意思を持ち生き続けています。いやキレイゴトではなく本当に、
描写を省きましたが黒い繭からネイを説得する時にゼントは彼女から何かを塊を飲み込まされています。それはネイの核、肉体でいうことの魂とか意識みたいなものです。後にゼントの体内で定着して覚醒し、脳内に語り掛けられるようになってちょっとうざったがられるのがあるのですがそれはまた別のお話というところで。
お気づきの方もいると思いますがこの話は「沙〇の唄」にかなり影響を受けています。実際今でも一位二位を争うくらい好きな作品です。ちなみに争っているのは「ニー○○プリカント」です。
「夜明けのまにまに」も今回も作者は可哀想は可愛いの精神をもっていますね、はい。処女作で主人公だるまにする人なかなかいないと思います。サラの拷問シーンも気合いれて書いた記憶があります。
あと色々伏線回収できてないので辛いです。ユーラ編で医者が出てきたと思うのですが、実は後々の作品の予定の主人公だったり。
その人に同行されているニアという少女が居て、彼女は常に高熱を出している体質だから治すために主人公が同行している話です。まあニアという少女は神らしいんですけどね。
あと次回作は王都の二人のお姫様が一人の騎士を取り合う話を想定していました。片方の第二王女は夜明けのまにまにの最後に登場しています。確かクリシェって名前だった気がします。
姫という権限を使って彼女持ちの主人公を支配していくのです、振り回されるのをみるのはいいものですね。
このように当初は複数の作品が絡み合ってシリーズ名である巨人の大陸の謎や神話が紐解かれていくような作品群を作りたかったのですが、少なくとも今の状態では絶対に描けません。余裕があったらまずは黒幻白夢 の最後を小説として描いていこうと思います。
その他あれっていったいどういうことだったの?ってことがあったら質問ください。
忘れてたり返信できないかもですができるだけ返そうと思います。
以上になります。
改めてになりますがお読みいただきありがとうございました。
そして期間を空けたうえこのような形になってしまったこと誠に申し訳ありません。