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ヴァイオレット・エヴァーガーデン を鑑賞して

 先日、遅ればせながら観てきました。
感動の余り、未だ、興奮が収まらず近況ノートに文字を打つ次第です。

*主に感想で、冒頭には若干触れていますがネタバレ等はないかと。ですが勘繰ってされてしまう方もいらっしゃると思いますので、ご希望でない方はブラウザバックを推奨させて頂きます。










 
 まず、冒頭から涙が流れ、当時見た感動が溢れてしまいました。

 
 時代が流れても続く想いに心は響く…
 
 そして物語は時代を遡り、ドールとしての役割を果たす中で、その才能を開花したヴァイオレット。多忙な日々を送る中でそれは突然に…
 
 

 早々ですが、話が少し脱線します。
 
 個人的な考えですが、"2000年代初頭から2010年においてアニメはピークを迎え、これ以上、心から感動し、楽しめる作品はもう生まれてこない"

 そう考えていました。
 
 エウレカセブン、コードギアス、グレンラガン、BLOOD +などの作品が余りにも自分にとって強かったのです。
 
 確かに、プラスティックメモリーズやメイドインアビス、あの夏で待ってる などは面白くて感動もしました。

 ですが、やはりあの時の気持ちに追いつかない。それは歳を取った事もありますし、沢山の作品を観てきた事でマンネリが生まれたかもしれません。

 音楽にも言える事ですが、やはり過去の名曲には勝てない。それ以降に出た楽曲は革新的な楽曲でない限り二番煎じの他にならないのは否めません。

 先に出した物勝ちと言っても過言では無いかと思います。

 その考えの中で、出会った

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 」

 芸術的な作画、脚本、時代背景の設定、魅力的な人物、演出、セリフ、誇張し過ぎない音楽。

 時に美しく、儚く、切ない。時に喜びに繋がる。

 全てが素晴らしい作品だと思いました。当時のアニメは毎週涙無しには見れなかった記憶があります。

 そして、劇場第一弾の公開が決定され歓喜し、その時を今か今かと待ちわびていた矢先、起きてしまった悲劇。

 それまでにも数々の名作を世に送り出し、僕もその大半の作品を目にしてきた中で、タイムリーにそのニュースが入って来た際、あまりにショックで本当に耳を疑いました。

 犠牲になられた方々に関しましては悔やんでも悔やみきれません。

 それでも、作品を世に出す事を信念に掲げ、また世界中からの支援を得て、劇場公演がされた時は感動しました。
 
 それはまた鑑賞の後、作品の出来は勿論の事、制作背景などを想い、感動が何倍にも膨れ上がった事を思い出します。

 それから、更に時間をかけ公開された劇場第二弾。

 本作のグランドフィナーレを飾ったと断言します。

 0から始まった物語が集約され、終始、涙が止まらない。それほどまでに美しく素晴らしい作品でした。

 本当にこの作品に出会えた事、また「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 」を生み出し、支えた全ての方々に感謝申し上げます。

 これだからアニメは辞められません。

 今後も生まれてくる作品を楽しみにします。



 最後に…


 ヴァイオレットちゃん、本当に本当に良かったね〜😭



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