放送日からなかなか見れず、土曜日にやっと見ました。
それまでに色々なアニメ感想サイトなどで感想の方を読んでしまい、とても叩かれているため、見るのに勇気が必要でした。
1話のセリフ省略などありましたので、3話も微妙に感じたら、これは私もお気持ちを表明しないといけないのか……と思ってました。が、面白い……ですよね。なぜこれがネット上で異様に叩かれているのか不思議でした。特に後半の戦闘シーンはぐりぐり動き回るし、批判の多い「まだ一揉みもしてねーんだよ~!」の引きの絵も、そこだけ一枚絵として切り抜いたら確かに迫力不足に感じるかもしれませんが、アニメの流れでは指がねじ曲がっている状態のデンジのアップから豪快にチェンソーを引き抜いて原作通りにアップ後に引きの絵になり、コウモリの悪魔を積み重なった瓦礫の上から見下ろしてビビらせる雰囲気が出ていたので個人的に有りだと思いました。その後の飛びかかって斬撃ポーズも格好良く、チェンソーマンでも同様に魅せるのか楽しみです。
まぁ、前半のデンジとパワーの件はちょっと雰囲気が重いかな……と感じました。ただ、パワーとにゃーこの件は、「チキタ★GUGU」という作品の中で同じような話を読んだことがあり、似たような話を読んだことあるなぁ……と当時思ってあまり思い入れが無かった部分だったので、気にならなかったのかと思います。
※「チキタ★GUGU」は人食いの妖怪とその妖怪に狙われる主人公の物語で、一見明るい作風の作品に思えますが、切ない話は心臓を抉ってくる描写をさらっと入れてくるので深く突き刺さってきます。キャラクターたちがそれでもめげずに自分の人生を歩みますが、読んでる読者の心が折れそうになります。
また、EDに関してはチェンソーマンの世界観を描きスタイリッシュかつ暴力的で素晴らしいと思いますが、マキシマムザホルモンのアニメOP/EDで個人的に大好きというか、衝撃的だったのがデスノートのOPです。あのレベルまではっちゃけた映像と歌を期待していたので、今回はチェンソーマンという枠組みの中に収まってしまっている感じがして少しだけ残念でした。
あと、個人的にEDを毎回変えるのは当初は面白い試みだと思ってましたが、前半の曲を忘れてしまったり、どのEDが良かった駄目だった……など批判のやり玉に挙げられたり、ED曲というかただ提供しているだけでチェンソーマンの曲、という印象が薄れてしまいそうで、あまり良くなかったような気がしました。