8話最後のルビにある通り、このお話は金魚を題材に執筆しました。
濾過装置の薬師の女が、水槽という星の中に落とされ、病気になった金魚達を助けながら、水質悪化を止めるための旅に出る。
そんなファンタジーにしてみました。
金魚の病気の治療方法は、もしかしたら間違っているものもあるかもしれません。特に第3話が不安です。
過去に飼っていた金魚はものすごく長生きしました。
他の金魚との喧嘩で浮き袋を怪我して沈んでしまっても生き続け、声をかけると反応するという不思議なこともありました。
でもある日母が、水槽が置いてある玄関に盛り塩をした翌日、玄関が水飛沫でビッシャビシャになって、その金魚が死んでいました。
何で?
そんな怖い実話を思い出しました。
以来金魚は飼っていません。
短いお話なのですぐに読み終わると思います。
お暇な時に流し読みだけでも。
よろしくお願いします。
魚の息
https://kakuyomu.jp/works/16816700428356804146▼解読
薬師=濾過装置
薬師(最後)=エアストーン
金魚
咲=花房(尾ぐされ病)
文=青文魚(穴あき病)
流=琉金
涼=琉金(水カビ病)
心=丹頂(転覆病)
春=蝶尾(松かさ病)
清=水泡眼(水泡の怪我)
梓=東錦(白点病)
水草
鏡=アナカリス
葵=ホテイ草
松=マツモ
七=アヌビアス・ナナ