七雪 凛音

ふと思い立ち、今までに書いたオリジナル小説の数を数えてみました。
Web公開していないもの、とても短い掌編も含めて、27作品。約2年の活動期間に対して多いのか少ないのかはわかりませんが、個人的には「けっこう書いてきたな」と思っています。

そんな過去の作品の改稿作業や、Web公開できていなかった作品の公開作業を進めています。
2年前の作品、いま読み返してみると、大変読みにくかったり、誤字脱字が目立ったり、登場人物の名前を間違えていたり。我ながら「もうちょっとなんとかならんかったのか？」と地味にショックを受けています……。

それでも、自分の好きな雰囲気や世界観はずっと変わらずに貫けているな、と感じたりもしています。

そんな作品を大切にして、どれだけ時間が経っても読んでもらえるような形で残しておきたい、というのがリメイク作業の想いです。

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短いお話はちょこちょこと更新・投稿していますが、少し長めのお話で「夜明けの行き先」の改訂版を11月に投稿します。
「夜明けの行き先」は2023年8月に執筆したお話で、大学生カップルの紗弥と優子が、終電が無くなった小さな駅舎で一晩を明かすお話です。

あらすじ：
大学生カップルの優子と紗弥は、卒業旅行として「行く宛の無い列車旅」をしていた途中、小さな無人駅で終電を逃し、一夜を明かすことになる。大学卒業、就職、避けられない遠距離恋愛。不安と期待が交錯する夜の駅で、人生の大きな岐路を前にした二人は、あるひとつの決意を交わす。春と未来を迎えようとする、ある二人の心の形を描いた物語。

お話は毎週土曜日、以下の日程で更新する予定です。
※カクヨムの「更新」は予約ができないので、若干前後するかもしれません

　11/8 - 「1 - 到着」
　11/15 - 「2 - 途中下車」
　11/22 - 「3 - 終電」
　11/29 - 「4 - 再出発」

引き続き、他の作品も含めてご覧いただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。