漫画原作脚本としてナツガタリ'2026に応募した「ツキビト」を五話以降、今後いつ掲載するか分からないため、ストーリーの裏設定・未公開ネタバレを紹介します。
「やっぱり見たくない!」と思いましたらここでブラウザバックするのをおすすめします。
◆今回は「ツキビトの概要と名前の由来」です。
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◆ ツキビトの概要
妖力を行使することができる人間の総称。
現代に現れ、怨念を纏う妖怪たちを成仏させる役割を担う存在。
人間がツキビトへと変貌した際、妖怪に取り憑かれる以前の記憶(過去の人間としての記憶)はすべて消失してしまう。
ただし、ツキビトから元の人間に戻ることができれば、失われた記憶も元通りに復活するのではないかと予測されている。
◆ 「ツキビト」という名称の由来
ツキビトという名には、表向きの意味と真の由来(裏の意味)という二重の意味合いが込められている。
【由来その1:表向きの意味】
「憑き人(ツキビト)」
妖怪に取り憑かれ、その力を宿した人間たちであることから名付けられた通称。
【由来その2:真の由来(裏の意味)】
「月の人(ツキビト)」
崇徳上皇(有明)が思いを馳せた、紫翠たち「ヒーロー(正義の存在)」を指す言葉。
殺生石の封印から解放され、酒呑童子と共に現代の日本を満喫していた崇徳上皇は、ある夜空に浮かぶあまりにも美しい月を見上げる。それにより、自身が大怨霊(妖怪)へと成り果てる遥か昔、月のような清らかな存在やそこに住まう人に会いたいと願っていたかつての心情を思い出した。
残された寿命の中で「月の人たち(=ヒーロー)」と共に過ごす儚い時間を自らの終活と定めた崇徳上皇は、自身や周囲の存在を月へ少しでも近づけるため、月に関連する文字を含んだ名前を名乗っている。
崇徳上皇:『有明(ありあけ)』……有明の月
酒呑童子:『酒束 朔呑(さかづか さくのみ)』……朔(新月・月の始まり)
九尾の狐:『九朧木 獅尾(くるぎ しお)』……朧(朧月夜)
※九尾は妖怪とツキビトの中間(妖怪寄り)の立ち位置であるため、「朧」の字がついている。