猫の子、親猫、猫はしばしば夢を見る
全三部作、無事完結させていただきました
皆さんの応援、そしてクロスオーバーでご協力していただいた作者様あってこそできた完結でございます、本当にありがとうございました
そもそも親猫で終わっていたシリーズなのですが、クロスオーバーだけの作品を書いてみたところ完結の目処が見えなくなったのが猫しばの本筋絡みの始まりになります
もう書くことねぇってところにクロスオーバーの設定と本編未消化の話を合体させることによりストーリーを構築、現在のような形になったというわけです
クロスオーバーがなければ進められなかったし、今回はのような最後も迎えることができなかった、なので感謝です、ひたすらに感謝
欲を言えばもっといろいろクロスしたかったですね、クロスだけをして「そんなことあったのか~」ってなるだけの作品にする予定でしたから、まさかシロかばんがフィルターになるだなんて自分も思ってなかったです
ですが、いろいろクロスオーバーにも問題があります
あまりにも無理なクロスは相手様の作品を壊しかねないし、そうして無理に書いたものは正直者言って面白くならないし書くのも辛い
しっかり設定を見直す時間も必要になるしクロスオーバーさせていただく以上は失礼があってはいけません、敬意を払えと何度も言っていたのは自分が忘れないためでもある
何度も仰ったかもしれませんが、その世界で偉い苦労してることをポンと現れたうちのキャラクターがあっさり解決してドヤるとか、そういうのは割りと失礼に当たると思ってます
「お前困ってんだろ?助けてやるよ」解決
「わーいありがとう」
ってクロスの話を相手様が見たときですね、は?お呼びじゃねーわってなる話はやるだけ失礼なので気を付けた方がいい
だからやるならクロス先で助けてもらうという方法が好ましい
「くそ!こいつはどうやったら倒せるんだ!」
「ちーっすこうしたら楽ですよ?」
「ありがとうございます」
極端に言えばこんな感じがいいのかなと、何も戦いに限る話ではないですがね
というのも持論に過ぎません、ほかにも色々方法はあると思いますが共通して言えることはやはり
敬意を払うこと
クロスオーバーで注意することは多いんです
例えば私の場合相手の本筋を傷つけないことに重点を置いていましたが「せっかくだからお話使わせてください」と言っていただけたりしてわざわざ本筋に組み込んでくれることもあったわけです、嬉しい限りですその節はありがとうございました
ただしこうなると本当に自分勝手には書けません、筆を置くなどあってはならないのです
なぜならもう自分の話は相手の作品にガッツリ食い込んでいる状態、これを半端に終わらせたりなかったことにしたりすると許されないほどの迷惑をかけることになります
他作品の設定を借りてストーリーを進めるというのはそれほどに大事なことなのです、借りてしまった以上駆け抜けるのは義務です
だから安易に絡ませた後に「モチベーション消えた」とか「飽きた」とかで執筆をやめるのはすごく失礼、人のものを借りて壊して返してるようなものだと思ってます、何か仕方の無い理由ならまだしも
なので、一度例の件でこちらの話にガッツリ被害が及びムカついてすべて消し去ってやろうかと思ったりしたのですがそれは踏みとどまりました、今までクロスしてきてくれた人にあまりにも申し訳ないからです、せめて完結させねばと
なので応援してくれる読者様とクロスしてくれた皆様に背中に押してもらい完結にいけたなとそう思っているわけです
どれもこれも持論です「二次小説くらいで固いこと言うな」と思う方もいるかもしれません、でも私なら一生懸命書いた自分の作品が二次小説と言えど雑に扱われるのは悲しいです、みんな思い思いに書いてます、それなりに思い入れが強いはずです
作った料理が口に合わないって捨てられるのは悲しい、そうでしょう?
まぁそんな感じで助けられながら私は完結させたわけです、自分でも満足しています
私は満足ですが、ひょっとしたら失礼なことをわたしもしてるかもしれません、そうなのであれば謝ります、本当にごめんなさい
多分そう思ってても言えないと思いますので謝ります、もしそうだったらごめんなさい
とまぁ、話を戻しますが
クロス専用から本筋を絡めるようになりました猫しばですが、先ほども言った通り親猫で完結だったところを書いているわけですからクロス意外は正直蛇足かな?と思ってました、それで常々逃げていたフレンズの死を書いたわけですが、まぁ今となってはしっかり書けて満足しております
裏設定みたいなの、聞かれたらその都度話しますがいくつかお話しましょう
最終段階でシロも結構な歳です、60~70くらいで考えていただきたい
すると双子が40代ほど、孫達は成人するかしないかくらいですね
ゲンキは設定上生きてますが死んでもらう予定でした、ガンかなにかで
心残りはツチノコちゃんの最後を書けなかったことですかね
ツチノコちゃんが死ぬことによりミユがキョウシュウに行くことを決める話しもあったけど書ききれなかったのでやめました
ミユがやけに世話を焼いてくれるシロをまさか父親では?と尋ね、いいや父親はクロユキだという話しもあったのです
そのあと自力でキョウシュウまで来たミユとクロミミの息子ヒロは偶然出会い、クロスナのライブを彷彿とさせるコンビを偶然結成させるわけです、その過程でヒロがミユに恋をしますがご存知腹違い故に結ばれないという話しもありました
まぁこれも当然書ききれなかったのでやめました
最後も悩みました、戦闘中にかばんちゃんを乱入させて化身シロに「こんな姿になって… バカなんだから…」って撫で撫でされたり、歯車じゃなくてシロ用type2をギリギリのとこで貰い本当の仮面フレンズになって戦うとかも考えてました
type2のパターンだとスザク様でなくても単に敵をだして戦う
年老いたシロはフレンズの力が弱まり劣勢になるが、type2でそれを補い全盛期以上の強さを誇るとか
まぁ色々考えていたわけです
最後にクロス先に挨拶するのを思い付いてからは今の終わり方で考えて進めると決めてました
さて、長く書いていると何が言いたいのかわからなくなってくるものです
とにかくこの気分屋、皆さまのおかげでこんなに充実した執筆をすることができました
何度でも伝えます、本当にありがとうございました
これにて気分屋は引退とさせていただきますが作品が消えるわけではございません、もしなにかご質問などあればコメントとかTwitterのDMですとかディスコードですとか気軽にお呼びください、お答えしましょう
ですのでもしこれを見て「あれはどうなった?」ですとか「あの子はどうなった?」みたいなのがあればどーぞ質問受け付けておりますのでお声かけください
それでは皆さん本当に、本当にありがとうございました
皆さんのおかげで最高に充実しております
それではまた会う日まで…
pixivに完結記念イラスト描いて載せたから気になる方見てもいいと思いますよ?
↓
https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=72988002