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70年前の傷跡、制作秘話

2014年8月頃に、原爆の悲惨さを小説に書いて見ようと、タイトルは最初「70年前の記憶」と考えていました。初めて望んだ執筆作業、解らない事だらけで、かなり苦労しました。(国語の成績もかなり悪かったです)そして、翌2015年1月に、「70年前の傷跡」に決定。スマートフォンに(ノートブックアプリ)があった為、まずそこに試し書きをしました。その後、「これでいいかな」と思ったら、大学ノートに書いて、更に原稿用紙に、ノートに書いたのを写生するかの様に書いていきました。そうして、1年8ヶ月かかって完結出来ました。現地を見て回ったり、インターネットで調べたりしてなんとか書き終えましたが。その後、せっかく書いた小説は、そのまま放置されていましたが「カクヨム」アプリを見つけて、投稿してみたいと思いました。そして、5年後の2020年の出来事も付け加え小説にしました。自分が小説を書いて見ようと思ったきっかけは、ジブリ作品の「耳をすませば」です。

6件のコメント

  • お邪魔致します。

    創作への出発点は、人それぞれだと思いますが、私の場合は、突然、憑りつかれたように原稿用紙に書き始めた『 呼び掛けたままの夏 』(文芸社より出版。版権が切れた為、Amazonにて古書として販売しています)と言う拙作です。
    幼年期、田舎の村に疎開していた主人公が、初老を迎えた際、ふと、その村を訪ね歩くと言うストーリーですが、どうして突然、書き始めたのかは、今でも分かりません。 小説制作なんて、一度もした事が無かったのに……
    以来、小説制作が趣味となりました。

    私の父は、少年の頃、田植えを手伝っていて、米軍の艦載機グラマンF4Fの機銃掃射を受けた事があるそうです。 母親は、空襲で火の海とされた町を、命からがら逃げた経験を持ち、父方の祖母の弟は、ガダルカナルで戦死しています。
    それらの話を聞いてから太平洋戦争について興味を持ち、調べ始めましたが、戦史に限らず、歴史を鑑みるのは良い事だと思います。
    特に、歴史を創作に持ち込むには、細やかな考証が必要となり、設定は、非常に慎重なものになるからです。

    沖縄には数回、参りましたが、風光明媚な観光場所は、一度も訪れておりません。 全て、沖縄戦史を辿る旅と致しました。 戦争を知らない私たちの生活は、戦禍に倒れた幾万もの先人たちの、尊い犠牲の上に成り立っています。 私は、その事を忘れる事無く、今を生きたいと思うからです……

    那覇市近く、豊見城市にある、旧 海軍司令部壕跡… 将校が手榴弾自決した壕内の壁には、飛び散った手榴弾の破片の穴が、無数に残っていました。
    私は、しばらく、その場を動けませんでした。

    命が弾けた、その場所……

    悲惨なる過去に向けられた気持ちは、誰かに、この心情を伝えたいと言う気持ちに変りました。 肉親から聞かされた経験話しの感想も、それが『 創作 』への初動と相成ったのではないか、と思えます。

    成瀬 様の、創作の原点のひとつに、私と同じような出発点があったように思えてなりません。
    創作は、描写・文章構成の優越だけではありません。 他人に『 訴える 』ものでなくてはならないと思います。

    長々と語ってしまいましたが、悪しからず……
    これからも、地道な調査の上に立ったドキュメント、期待致しております。
  • 閲覧ありがとうございます。「70年前の傷跡」は、最後まで書けるか不安でした。以前は、1995年に、ジブリ映画「耳をすませば」を観た後、自分も何か小説を書いて見ようと思い、チャレンジしたものの、途中で挫折、せっかく書いた原稿用紙を破り捨てるばかりでした。またチャレンジしてみたいと思います。
  • 成瀬昭彦さま
    突然申し訳ありません。
    この度は、『あの日のこと』にお★さまをありがとうございましたm(__)m
    長月そら葉と申します。

    小学校時代に住んでいた広島で見聞きしたことを下地に、創造を多分に含んだ物語となりました。被爆者の方々のお話や、平和資料館での記憶など……。
    お読み頂いたことに感謝申し上げます。
    お礼まで。
  • 閲覧ありがとうございます。昨年まで、毎年広島を訪れて、その度原爆の悲惨な光景に痛感しています。今年(2021年)はまだ、訪れられない状況ですが、緊急事態が解除されたら、また訪れたいです(長崎もです)。
  • 成瀬様、初めまして。aoiaoiと申します。

    この度は、『もう一度、ムーン・リバーを』へお立ち寄りくださり、たくさんの☆をありがとうございます。
    友情と恋情の間で彷徨う男子大学生たちの苦しみや後悔を、音楽と絡めて描いた作品です。高い評価をいただけて、とても嬉しいです。
    心より、深く感謝申し上げます!m(_ _)m

    私も、ジブリの『耳をすませば』大好きです。ジブリ作品はどれも半端なく好きなのですが、『耳をすませば』は特に(*´꒳`*)……中学時代の苦悩と恋心の瑞々しさや、共に成長したいと願う彼らの想いの熱さ。どこを取っても溜息の出るほどに細やかな名作だと思います(*^^*)
  • 閲覧ありがとうございます、「ムーン·リバー」という曲を聞いた事有ると思います、オフ·コースも歌っていたと思います。いい曲ですね。実は「耳をすませば」の続きがあり、実写版で映画になるはずでしたが、延期になってます、早く鑑賞したいと思います。
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