本日より新作の投稿を開始しました。
『カスク(犬の子)と呼ばれた男 〜十三湊から北樺太へ、漂流転生記〜』
仁治元年。安東貞季の次男・千代丸は、前世の記憶を持つ転生者だった。双子ゆえに僧侶の道を定められ、能力を隠して穏やかに生きることを望んでいた彼は、延暦寺へ向かう船旅の途中、晩秋の嵐「あなじ」に遭い漂流。たどり着いた先は、唐太(樺太)のニヴフの集落だった。
「カスク(犬の子)」と呼ばれ始めた極寒の地で、酒造り・製塩・鍛冶・温泉と未来の知識を活かしながら根を張っていく千代丸。しかし穏やかな日々の裏で、アイヌの脅威とモンゴル帝国の影が確実に迫っていた。
和人とニヴフ、二つの世界の狭間で——二度目の人生の答えは、まだ出ていない。
週一ペースで投稿予定です。穏やかなようで、この物語は波乱も包んでいます。応援いただけると励みになります。ぜひのぞいてみてください。引き続きよろしくお願いいたします。