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ホットスタートについて。

最近、ホットスタートについて考えています。まぁ、物語りを作るだけの用語ではないのですが、今回は物語でのお話です。

ホットスタートとは、最初に一番熱いシーンなどから始めるやり方のことですね。主に読者の注目を引くのに使います。

個人的に一番完成度の高いホットスタートとして、暗殺教室の一話を推しています。

謎の生物が教師、そして生徒が起立礼着席といういつも通りの言葉をいうタイミングで銃を乱射する。

読者が見て、え、なにこれは!? と思うのもホットスタートだと思いますね。カフカの変身なんかもそうかな。朝起きたら虫になってるとか。

で、そこまではまぁわかるんですよ。最初に熱いところを持ってくるんだなと。

そこで、私が最近注目したホットスタートというのは、二段式ホットスタート。

これを最近で採用したのが、『推しの子』ですね。これは漫画よりアニメの方がわかりやすいんですが、一話で転生からアイのあのシーンまでいくんですよ。

推しの子供に転生って言うのが第一のホットスタートで、そこからもう一段上に押し上げるんです。

それを、私は二段式ホットスタートと名付けました。わかりやすく説明すると起承転結ではなく起転承転結。これですね。

起点の後に畳み掛けるように、新たなストーリーが始まる。それくらいのイメージで行くと、面白い物を作れそうだなぁと感じています。

起承転結だときっちりしすぎていて面白くないと思って、近頃は三幕構成で考えていたりしたんですが、更に崩して色々深めていけそうだなぁと考えている次第であります。

いやぁ、創作は楽しいですね! では、長々と語りましたが仕事に行ってきます! では!

1件のコメント

  • 適当に書いているので書き忘れました。

    前までは転生というだけでホットスタートだったのですが、乱立したせいで転生だけではホットスタート足り得ません。

    なので+アルファが必要というわけですね。

    まさかの物に転生、まさかの物が転生、もしくはお前が転生するんかい! でようやくホットスタートになります。

    例えば、後者でいうとデッドマウント・デスプレイが当てはまりますね。

    明らかに勇者っぽい人が転生するかと思いきや人外の方が現代に転生するという、これも予想外の梯子の外され方ではあります。

    などなど、どうしたら序盤に読者様を引き込むか、考えるだけで楽しくなってくるなぁというお話でした。
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