まさか、陽仁ENDにしか登場しない男が錦より先に描かれるとは思いませんでした。
松島 冬司(まつしま とうじ)
陽仁と同じ劇団に所属している同期であり、陽仁より少し年下。
東照宮千晶(とうしょうぐう ちあき)が追っかけており、彼女曰く
東北のレスリー・チャン
まだ日本で売れていない香港の美青年を発見し、その将来性まで勝手に見抜いたうえで、仙台の小劇場俳優へ重ねている、千晶は嫌なほど目が肥えていますね。
陽仁にとって松島冬司は、友人であり、好敵手であり、自分が選ばなかった人生を先に生きてみせ、その結末まで見せてくれた男になります。
陽仁はこれからも父親として年を取ります。
松島だけが、永久に輝かしい世界に置き去りで
舞台写真の中では永久に美しく、レコードへ針を落とせば何度でも同じ若い声で歌います。
1980年代の仙台に、
東北のビョルン・アンドレセンと
東北のレスリー・チャンが、
同じ小劇場の舞台へ立ち、終演後にはその辺で煙草を吸っている。
陽仁は非喫煙者だからシャボン玉とか吹いてるんじゃない?
そりゃみんな発狂するよ‼️