京王線の「存在しないはずの4番ホーム」が現れるエピソードを書きました。
実際の京王線新宿駅にも、かつて4番線が存在していたそうです。
完全に跡形もなく消えたわけではなく、今も駅構内に当時の名残を感じられる部分があるらしいですね。
自分で実際に見たことはないのですが。
毎日たくさんの人が行き交う新宿駅のすぐそばに、「昔はここにも線路があった」という痕跡が残っている。
廃線や廃駅とか、そういう場所がすごく好きです。
今は使われていない線路。
なくなったはずのホーム。
そこに、あるはずのない電車が入ってきて、
使われていないはずの場所に人が降り立つ。
――そんなことがあったら、ちょっと怖いけど面白いな、と。
消えたものが、本当に全部なくなったとは限らない。
『新宿境界録』では、そんな「今と昔の境目」も、物語の種にしています。