タイトル【新婚初夜で「おまえを愛することはない」と言い放たれた結果】
小説家になろうさんやアルファポリスさんで投稿済みの短編小説の転載です。
全部で約9000文字ほどなので前後編に別けました。
今回初の試みで、全編会話のみで構成しております。
最初の数行書いていて、「もしかして全部会話だけでいけるんじゃね?」と思い付き、何とか最後まで書き上げました。
一度は書いてみたいテンプレもの。
その一つ、「おまえを愛することはない」っていう宣言から始まる物語。
ふつーに考えて、政略結婚でわざわざ言う必要なくない?っていうやつ。
これ言う連中は、恋愛お花畑脳で悲恋に酔いしれているんだろうなーと思います。
本作に登場するアホ夫もその一人です。
会話のみなので、世界観の説明やら人物の説明などなど端折ってますので、なんとなくそういうものかしら~と流し読みして下さい。
++蛇足説明++
西洋風異世界の物語。
文明は近世位は発達していて、魔法が当たり前にある世界。
身分制度ありで、貴族は政略結婚が主流。
主人公は18歳。将来、魔導師団魔法研究所に就職したい為、自国より魔法が発達している隣国の魔法学院に留学していた。
アホな夫:アレンは自国の学園の卒業生で、主人公より3・4歳年上。
その学園では「悪役令嬢モノの婚約破棄騒動」があって、アレンの恋人リーシャはヒドインであった。
リーシャは性に奔放。快楽に目覚めて依存する傾向。
イケメンの良いとこのお坊ちゃまに片っ端からアタックしていった結果、まごう事なきビッチに成長。
金品を貢がせた結婚詐欺師状態。
捕縛後裁判に掛けられ、様々な罪状合わせ技で処刑に傾くも、莫大な賠償金と慰謝料を本人にも稼がせてはどうかという案が出て、それなら本人が得意な閨事を仕事にしろと娼館に送られる事になった。
研究所所長の実家・公爵家では処刑推しであった。